株式会社片山工務店 片山 善晴 様
温かくて誠実。それでいてプロフェッショナル。リーピーさんなら、“人の想いが伝わるサイト”ができます。
| 法人名 | 株式会社片山工務店 |
|---|---|
| 創業 | 1973年1月27日 |
| 所在地 | 〒607-8422 京都府京都市山科区御陵封ジ山町1−9 |
| 従業員数 | 7名 |
|---|---|
| 事業内容 | 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造建築の設計・施工/増改築工事/店舗工事 |
| Webサイト |
https://www.katayama-komuten.jp/ |
片山工務店様とL様の出会いは、コロナ禍の真っ只中。制約の多い状況の中で生まれた信頼関係は、やがて工務店⇆お客様の関係を超えて、「美学を形にする」Webサイトづくりへとつながります。
今回は、片山工務店の片山様、運用担当のかずみ様、そして片山工務店様にリノベーション依頼後Webサイトリニューアルにご尽力いただいたL様の3名にお話を伺いました。三代にわたり地域に根ざしてきた片山工務店様の仕事への姿勢、L様との信頼関係から生まれた“人と人の想いが形になるデザイン”の物語をお届けします。
コロナ禍での移住と運命的な出会い
まずは片山工務店様とL様の具体的なご関係について教えていただけますでしょうか?
L様:片山さんと出会ったのは、ちょうどコロナ禍が始まった頃でした。
当時、京都にある築100年の古民家を購入し、そのリノベーションの施工をお願いしたのが片山工務店さんです。アメリカに住んでいたため、日本の工務店さんに依頼するのは初めての経験でしたが、設計事務所の建築家の方のご紹介で片山さんと出会い、そこからご縁が始まりました。
2年半前というとコロナ禍の真っ只中ですよね。
L様:そうですね。あの頃は来日するたびに検査や隔離が必要だったんです。それでも、オンラインと対面を組み合わせながら丁寧にやり取りを重ね、少しずつ家づくりを進めていきました。コロナ禍の渦中に約2年をかけて大改装を進めていただき、終息の翌年2月に完成を迎えました。その後6月に正式に京都での暮らしをスタートしました。
そして以前から、WEBサイトでは片山工務店さんの良さが十分に伝わっていないと感じていて、施工が完了したタイミングで「新しいサイトを作りましょう」という話になったんです。
そこから2024年10月頃にサイトリニューアルの構想づくりが始まり、年明けから制作をスタート。2025年4月に無事ローンチを迎えました。

「ぜひ片山さんに協力したい」という想いから、HPリニューアルに参画いただいたのですね。
L様:そうですね。リニューアル自体は「今のWebサイトじゃダメだよ!片山さんの良さが全然伝わってない!」と言って私から提案させてもらいました。
建築、つまり「物を造る仕事」というのは、言葉で説明しなくても、私たちが要望したことが実際にやっていただけたのかどうかを判断できるじゃないですか。私は自分の「欲しいもの」や「美学」、形や色合いに対するこだわりが非常に強い方なのですが、だからこそ、片山さんの仕上げを見て「確実にやっていただいた」ということがすごくよく分かりました。
また、片山さんの人柄も素晴らしかったですね。
実はご近所との間で少し厄介なトラブルがあったのですが、私なら思わず言い返してしまうような場面でも、忍耐強く、非常に丁寧に対応してくださいました。
そして、「建物を建てることだけでなく、建てた後のご近所との関係も考えて私はやってます」というようなことをおっしゃっていたんです。そうした姿勢を見て、「この方は本当に信頼できる」と感じました。
このような建物づくりの中で見せてくださった誠実さや、ご近所への丁寧な対応など、片山さんの仕事への向き合い方に心を打たれたんですよね。そこから、「片山さんにぜひ協力したいな」というところから今回のサイト制作へとつながっていきました。

心に響く「信頼」と「美学」を、Webでどう伝えるか?
今回、L様にて「Webサイトのリニューアルすべき」と感じられた理由や背景について教えていただけますか?
L様:片山工務店さんのWebサイトを最初に拝見したのは、お会いする前でした。
アメリカでの生活が長く、ネット検索で情報を得るのが日常だったので、建築家の方から片山工務店さんをご紹介いただいた時点で、すぐにサイトをチェックしたんです。
当時のサイトは、ビフォーアフターもなく、「この建築をやりました」という実績写真が載っているだけだったんです。
片山さんからお話を伺ってみると、おじいさんの時代、お父さんの時代から続く素晴らしい歴史があるのに、それが全く触れられていなかった。それに「片山工務店だからこそできる」という信念のようなものも書かれておらず、事実の羅列しかない状態で、それがもったいないと感じたんです。
せっかく長年積み重ねてきた歴史や取り組みが表現しきれていないと強く感じて、見てくださる方に、片山工務店さんの技術や信念に共感してもらえるようなサイトにしたいと思ったのがきっかけです。
競合他社と比較検討された中で、リーピーを選ばれた理由、決め手は何でしたか?
L様:私がリーピーさんのサイトを見て「いいな」と思ったのは、大手の企業だけでなく、中小企業や家族経営の工務店さんなど、企業規模に関わらずウェブサイトを手がけていらっしゃる点でした。
家族経営の塗装屋さんや工務店などの事例をいくつも拝見して、文章の書き方や、本当に地元の人たちとの繋がりを大切にしているような展開の仕方が印象的で、「あったかいな」「片山工務店さんもそういったWebサイトにするのが一番良いな」と思ったんです。
リーピーさんであれば、ビジネスライクな視点だけではなく家族や地域、そして「人との繋がり」も大切にしながら、温かいWebサイトを作っていただけると思って、お問い合わせさせていただきました。
ありがとうございます。ちなみに片山様はL様から弊社についてお聞きした際いかがでしたか?
片山様:もうL様にお任せしてたので…。
L様:決断は一瞬でしたね。私は「これです。ここです!」と提案して、すぐに「Zoomミーティングをします」という流れでお話しが進んでいきました。
ウェブサイトがもたらした「予想外の嬉しい効果」
▲ 実際に弊社が手がけたWebサイト
実際にホームページを公開されてから、何か反響や効果は感じられましたか?
片山様:多くの方から「文章がすごく響いた」と言っていただける機会がとても多かったです。これはまさに、リーピーさんのライターの方の力だと思っています。感情を揺さぶるような言葉でまとめてくださり、構成の巧みさも含めて、本当に腕の良いライターさんをお持ちだなと感謝しています。
仲間の工務店の方からは、「ファンになりそうな仕上がりですね」「自社のサイトづくりにもとても参考になります」といった声をいただきました。学生の方が会社見学に来られた際には、「カッコいいサイトですね。ロゴマークが印象的です」と言ってもらえたのも嬉しかったです。
一般の方や企業からの反響も増えていて、BtoBの問い合わせ(求人サイト運営会社やデザイン会社、業界専門企業など)も、メールだけでなく電話でのご連絡が以前より確実に増えています。既存のお客様からも「スタッフの表情がとても良い」「サイト全体の出来栄えが素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。
さまざまな層から反応があったのですね。
片山様:そうなんです。きっと、原稿を作る前の段階でリーピーさんが丁寧にヒアリングしてくださったからこそだと思います。私たちが漠然と考えていたこと、言葉にできなかった思いをすべて言葉にしてくださり、完成したサイトを見たときは「そうそう、これが言いたかったんです!」と、とても嬉しくなりました。
また、原稿づくりに入る前に、会社としての考え方やあり方を改めて整理していただけたことも、会社大きなきっかけになったと感じています。
ありがとうございます!
片山様:あと「写真の雰囲気がすごい良かった」とも言っていただけますね。撮り方、選び方がすごい上手だったんです。私はもうこの2つだけでも大満足です。
公開直後に、若い世代からの採用相談が。社内にも広がったポジティブな変化
他にも、何か反響面での変化はありましたか?
片山様:サイトリニューアルからまだ半年も経っていませんが、これまでは「知り合いからのアクセス」のみだったWebサイトに、この業界に興味を持っている学生の方が問い合わせしてくれたのが印象的ですね。
とりあえずは実際に現場見学に来てもらって、お話しさせてもらって…という感じでしたが、「こういった問い合わせも来るようになるのか」と少し驚きでした。
新しい層とのつながりが生まれたのは大きな一歩ですね。
片山様:あとは、会社のことを知ってくれている人たちからの印象や見方も変わったみたいで、社内全体も明るく前向きになって、みんなのエネルギーがポジティブになったように感じます。
Webサイトは愛社精神などにも影響してきますからね。関連会社様からの評判はいかがですか?
L様:Webサイトを閲覧いただいて、「あ、仕事発注したくなる(笑)」というコメントもあったみたいです。
片山様:そうですね。ありました、ありました。
リニューアルをきっかけに、会社全体に新しい風が吹き込んでいる様子が伝わってきますね。
片山様:そうですね。思っていた以上に、サイトがいろいろなところにポジティブな影響を与えていると感じています。作って終わりじゃなくて、これからも大切に育てていきたいです。

「費用は可愛くない」が、“価格以上の価値”を感じたリーピーの運用支援
今回のサイト制作と併せて弊社の運用代行サービス「リープ・プロジェクト」をご契約いただき、一旦ご解約…となりましたが、実際にサービスをご利用いただいた率直なご感想をお聞かせいただけますか?
片山様:辞めてしまったのは費用が可愛くないというところで(笑)私たちにとっては結構背伸びしていたので、「私たちが相応しい存在になるまでは一旦お休みしよう」という判断ですね。
ただ、サービス自体の満足度自体は非常に高いです。
価格以上のことをやってもらえてるな‥・という実感はありますし、実際に利用してみて「これだけやっているのであれば、リーピーさんが伸びているのも納得…」という感じでした。
なので私たちも、どんどん仕事が入ってきて、「リープ・プロジェクト」を継続できるような会社にならないと、と思いますね。
以降のサイト運用については、どのようなご予定でしょうか?
L様:やはりサイトを継続的に育てていくためにも、「CSサービス※」はお願いする方針です。
「CSサービス」・・・Webサイト更新方法などの質問対応、年2回の運用相談による自社運用を目的とした運用支援サービス
かずみ様:以降は、私が運用・更新を担当する形となるのですが、実際に進めてみないとわからないことも多いので、CSサービスを通じて、不明点をお伺いしながら、運用していきたいと思っております。
片山様:リーピーさんは各セクションに「担当者」がいらっしゃるので、はじめは引き継ぎに不安があったんですが、各担当者さんが頑張ってくれたおかげで不安は全部なくなりました。引き続きご支援、よろしくお願いします。
ありがとうございます!では最後に、現在リーピーでWebサイト制作をご検討中の方に向けて、一言メッセージを頂戴できますでしょうか?
片山様:サイトコンセプトのご提案から実際の制作…と、正直「期待値以上のWebサイト」が仕上がったと思います。
大きな投資となりましたが、流石だな~と納得していますし、「Webサイトのパートナー」として自信をもってお勧めできる存在です。
本日は素敵なお話をありがとうございました!
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
















