株式会社内田直之建築設計事務所 代表取締役 内田直之 様
リニューアル後、2週間で4件の問い合わせを獲得
法人名 | 株式会社内田直之建築設計事務所 |
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設立 | 2009年 |
所在地 | 東京都千代田区神田佐久間町3-14-2 The Akiba Mix r+s 01号室 |
事業内容 | 建築設計、工事監理 |
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Webサイト |
https://uchida-architects.com/ |
Leapy's Works
「お客様の理想の暮らしやこだわりを実現し、笑顔があふれる毎日を過ごせる家づくり」……数々の戸建て住宅や集合住宅を手掛けられ、対話を通してお客様の理想の暮らしを形にしている、株式会社内田直之建築設計事務所・代表取締役の内田直之様にお話を伺いました。
事業内容について、お聞かせください。
東京都を中心に、戸建て住宅や集合住宅の設計や建築工事監理をしています。
お客様とは約一年もの長いお付き合いになりますので、依頼主と設計士の関係ではなく、共に作っていく「チーム」という姿勢で仕事に臨んでいます。楽しく家づくりに取り組みながら、お客様のこだわりポイントを見つけて、イメージが定まってきたら図面や模型を用いながらまた徹底的に話し合うようにしています。
理想の暮らしを実現する戸建て住宅
私たちは「お客様の夢やこだわりを形にする」ための存在です。ただ、お客様のご要望をそのまま反映するのではなく、その目的を明確にするようにしています。例えば一言で「広いベランダがほしい」と言っても、目的によって必要なスペースは変わりますよね。詳しくヒアリングをして、数ある案の中からプロとしてお勧めできるものをご提案しています。住む人が特定できない集合住宅の設計に携わってきたので、実際に住む人の動線を考えることは私たちの得意分野だと思っています。
世の中にはたくさんの設計事務所があって、非常に多くのライバルがいます。その中で、自分たちにしかできないことがなければ生き残ることはできません。建築を「作品づくり」ではなく「お客様が希望していることを形にする」設計をするようにしています。
豊かさを期待させる「選ばれる」集合住宅
集合住宅の場合は、ターゲットが見えないので、計画地の場所から入居者の性別や年齢、家族構成、ライフスタイルなどを想定して、その人がどこで食事をして、どこで眠るのか、それらのために家具の配置はどうするかなど、常に使う人の目線を通して間取りを考えます。そうして、時代を越えて選ばれる住宅を目指しています。
入居者に選ばれる物件にこだわっているのは、「建主さんに利益をもたらしたい」という思いはもちろんなんですが、「もったいない」という気持ちも理由の一つです。今、コンクリート造の建物って、200年以上保ち続けられる耐久性が必要だと法律で決まっているんです。そのような丈夫な建物の取り壊しは時間もコストもかかる大変な作業ですし、「あるものを生かす」というこれからの時代に逆行しているともいえます。競争力が持続する建物ならば、ゆくゆく売却することになっても誰もがほしいものになりますから、どんな時代でも選ばれる集合住宅を作り、破壊されることなく残すことで、ストック型社会の構築にも貢献したいと思っています。
優しく快適な空間を作る「そとなか」手法と、周辺の環境まで配慮した設計
戸建て住宅、集合住宅のどちらにも共通して大切にしているのは、光やそよ風などの自然を家の中に優しく快適な空間をつくる「そとなか」という考え方です。窓の大きさや位置の工夫、また中庭や軒下、縁側、高天井などの空間を活かし、家の構造やデザイン面で工夫をすることで、住みやすさを実現しています。
また、その土地の環境にどうすれば馴染むかを意識しつつ、それでいて、オリジナリティの高いものの実現を考えるようにしています。せっかくかっこいい家を建てても、近隣の人の日差しや風の流れを遮ってしまっては、良い建築とはいえませんよね。むしろ、建物が建つことで、その周辺の暮らしが良くなるような家づくりができればいいなと考えています。
ホームページ制作について、お聞かせください。
内田様には、お問い合わせの段階で「制作をお願いします」とご連絡をいただいたことが、とても印象に残っています。
はじめは、私の事務所から近くにある東京の制作会社にお願いしようと思っていたんです。ホームページをこうしたい、というイメージを鑑みて作ってくれる会社はないかな、と探していました。
そこで偶然リーピーさんのブログ記事を見つけて、たくさんのホームページが紹介されている中に、「いいな」と感じる事例がありました。後々、話を聞くと、その事例はリーピーさんが制作したものではなかったのですが(笑)。時間をかけていろんなホームページ制作会社を探していたので、事前の検討時間が長かったんですよね。
「連絡するときは『お願いします』と心を決めるとき」だと考えているので、リーピーさんにお問い合わせするときも、「制作をお願いします」と連絡させていただきました。
当社に決めた理由をお聞かせいただけますか?
決めた理由は2つあります。
1つ目は、岐阜の会社だったことです。実は昔、岐阜に住んでいたこともあり、ゆかりがありました。それから「遠隔で物を作る体験をしてみたかった」ということもあります。オンライン会議をしたのはリーピーさんが初めてだったのですが、地方のお客さんと、実際には一度も会っていなくても意思疎通ができることが分かりました。建築業界ですべてオンラインで、というのは難しいですが、これまで会って話していたことを、オンライン上で表現する時代に変わってきているようにも感じました。オンライン会議で伝わりにくいものは、ホームページ上に載っていても伝わりにくいと思いますので、遠隔で制作していただいたことには意味があったのではないかと思っています。
2つ目の理由は、「東京以外の法人に依頼すれば、その地域の活性化につながるのではないか」と考えたことです。ふるさと納税などとも近いものがあると思いますが、岐阜県の活性化の力になればと。都心にこだわるだけでなく、ゆかりのある地の人と物を作ることは、体験として楽しかったです。
ホームページ制作会社に依頼するのは初めてでしたか?
知人に作ってもらったことはありますが、制作会社に依頼するのは初めてでした。
ヒアリングの方法など、実際の制作の進め方はいかがでしたか?
たくさん質問や課題を与えられるスタイルで少し大変な面もありましたが、必要なプロセスだったと思います。これが本来あるべき作り方なんだろうな、と感じていました。きれいなデザインをつくるだけではなく、「どういう人をターゲットにしたいか?」などを深堀してくれたので、「リーピーさんを選んだ僕の目は正しかったな」と(笑)。
このプロセスは、私たちが普段やっていることにも通じる部分があります。集合住宅は特に、ペルソナを設定して、その人に好まれるものを考えますので、そんな作り方に慣れていたから抵抗がなかったのかもしれません。逆に、たくさん聞いてもらったことに非常に満足しています。
当社のライティングはいかがでしたか?
ライターさんに書いてもらって、「やはりプロだな…」「言い回しがうまいな…!」と思いました。私たちも、お客様のシナリオや筋書きを作ったり、雑誌のインタビューを受けたりと、自分自身で文章を書く機会があるんですが、なかなか上手に表現できないんですよね。私がアウトプットしたものをしっかり読み取っていただいて、それを膨らませた表現にしてもらえたと思います。
主語と述語を入れ替えるだけでも読みやすく、印象が変わることに気づきました。ホームページを見た人には、僕が書いた文章だと思ってもらえたら嬉しいですね(笑)。
ホームページの文章の中に、【家の前を通りがかった人が『この街って素敵だな』と思える。そんな設計を目指しています。】というフレーズがあるんですが、とても素敵なライティングで、今後の設計コンセプトでもぜひ使わせていただきたいですね。気に入っています。広がった発想を持てるようになりますし、自分では気づいていなかった部分を気づかせてくれる、言葉の力は重要だなと思います。
ホームページ公開後の事業展開についてお聞かせください。
戸建て住宅を手がけていきたい、と伺っていますが、いかがでしょうか。
以前のホームページは、集合住宅の事例が多いために、戸建て住宅を設計できることが分かりにくくて、ある意味ウィークポイントになっていました。今回は戸建て住宅も詳しく表現してもらえたのでよかったです。
それから、この前ホームページを見られた方からのお問い合わせで、「これまでは、同じような物件ばかり作っていたので違う住宅を作りたい。女性スタッフもいるようなので、女性目線での設計にも期待している」と言われました。これからさらに伸びていくサイトになると思うので楽しみです。
サイト公開から間もないですが、お問い合わせがあったんですね!ホームページからの成果はいかがですか?
実は、公開して2週間でお問い合わせが4件ありました!住宅設計のお問い合わせと、採用へのお問い合わせが1件ずつ、後の2件は営業メールでしたけどね。以前のホームページは、事務所を立ち上げてからの12年間で一度もお問い合わせがなかったんです。なので、「ホームページを見て」というお問い合わせが来たことにとても驚きました。
この4件は、すべて東京でしたが、東京だけではなく、広く、地方の人ともつながっていきたいです。せっかく、【日本中で一番楽しく家のこだわりを考えられる設計事務所】というフレーズも使ってもらってますし、地方の工務店さんともつながっていきたいです。
地方の工務店さんとパートナーになったり、コラボをしてみても面白そうですね。
いいですね。その場合、やはりオンライン対応が有効になります。建築業界でオンライン対応を取り入れている会社はどんどん増えてきていますが、オンラインありきでビジネスをすすめる時代はもう、そこまで来ています。とはいえ、画面上は2次元のため、奥行き方向や空間を見たり、伝えたりすることは難しいですし、コンピュータで作った立体完成予想図も、質の部分までは伝わりづらいです。遠隔だと、例えば模型を郵送するとか、工夫でカバーしてビジネスを考えていく必要がありますね。
年齢によっては、オンラインに抵抗がある世代もいらっしゃるので、どこまで広がっていくのか分かりませんが、デジタルとアナログの融合をどうしていくか、というところは考えていきたいと思います。
今後、ホームページでやっていきたいことをお聞かせください。
ホームページを営業ツールの一つとして使っていけることが楽しみです。今、どのように活用していくかを考えていて、デジタルとアナログの両方で営業していきたいですね。デジタルの情報は無限なので、その中から見つけてもらうことはかなり難しいじゃないですか。でもホームページを見てもらえれば、次につながる予感はあるので、ホームページを見てもらうための戦略を考えています。
例えば、事務所の外に「注文住宅設計します」という看板を置いたり、「ホームページが新しくなりました」というショップカードを作ってQRコード載せたり、ですとか。電話や手紙もアリかなと考えています。これまでブログやインスタもやったことなかったですし、やることはたくさんあります。東京は、まだ新型コロナウイルスの関係で、あまり外を出歩くことの印象が良くないので、室内でもできることを考えています。発信し続けることが大事なんですよね。
住宅って、完成したら「やったー!」と達成感があるんですが、ホームページは達成感もありつつ、「これからだ!」という気持ちです。作ったものを、どう活かしていくか……地道な作業もあるかもしれませんが、将来のことを考えるととても楽しみです。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
最後に
最後にサイト制作をご検討中の方に、一言お願いします!
リーピーさんで制作していただいて、大変良かったと思います。ビデオ会議を使って、画面の奥にいる岐阜の方に制作してもらうという体験は、とても面白かったです。
「誰に作ってもらったの?」と聞かれたときには、「岐阜の会社に遠隔で作ってもらった」という話のネタにもなります(笑)。
もう、距離を感じずにホームページが作れる時代です。多くの方に、ぜひリーピーさんの制作を体験してもらいたいです!
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。