株式会社CAIRN 代表取締役社長 川嵜 大樹 様
スムーズな進行とプロの提案が決め手。公開後には採用応募が4倍に!
| 法人名 | 株式会社CAIRN |
|---|---|
| 設立 | 2019年 |
| 所在地 | 〒114-0002 東京都北区王子2-18-11 小林会館 1F |
| 従業員数 | 116名(2025年10月時点) |
|---|---|
| 事業内容 | SES事業(ネットワーク、サーバ、データベースの設計・構築・運用・監視、クラウド(AWS、Azure、GCP、OCI)の設計・構築・運用・監視、ITネットワークのコンサルティング) |
| Webサイト |
https://www.cair-n.co.jp/ |
創業以来、インフラエンジニア派遣に特化し、確かな技術力と信頼で多くの企業から高い評価を受けている株式会社CAIRN様。インフラに特化した独自のビジネスモデルを展開し、エンジニアのキャリア支援にも力を入れています。
今回は、そんなCAIRN様がリーピーにホームページ制作を依頼された背景と、プロフェッショナルな提案を受けて感じた「信頼できるパートナー」としての魅力について、川嵜様にお話を伺いました。
(インタビュー実施日:2025年10月)
システム開発を支える「インフラエンジニア派遣」のスペシャリスト
御社の事業内容について、ご紹介いただけますでしょうか?

当社は「SES(システムエンジニアリングサービス)」と呼ばれる事業形態で、お客様先のプロジェクトにエンジニアが常駐し、システム開発やインフラ構築を支援するサービスを提供しています。
大手のSIerさんや官公庁、大企業では、自社でエンジニアを十分に抱えていないケースも多いんです。そのため、プロジェクトが立ち上がるたびに「この領域を手伝ってほしい」「何名かアサインできないか」と声が掛かります。その時に当社のようなSES企業が協力し、エンジニアを提供する形で支援しています。
当社の大きな特徴は、インフラエンジニアに特化して採用しているという点です。
一般的にエンジニアの比率は「開発7:インフラ3」くらいで、インフラ側の人材はどうしても埋もれがちです。総合的に採用している企業だと、サポートも開発寄りになりやすく、インフラエンジニアにとっては十分なキャリア支援を受けられない場合があります。
その点、当社はインフラ領域だけに集中している企業ですので、インフラエンジニアにとって理想的な環境が整っています。
インフラに特化した技術を提供できることで、高い品質を約束できる。これはエンジニア側にとっても、お客様にとっても大きな価値だと思っています。
他の企業との違いを感じる、CAIRNさんならではの強みをもう少し教えていただけますか?
大きく分けて、強みは二つあります。
まず一つ目が、先ほども触れたインフラエンジニア特化。
そして二つ目が、いわゆる 「高還元型SES」 と呼ばれる給与モデルを採用している点です。
一般的なSES企業では、「お客様からいくらで契約し、そのうち何%をエンジニアへ還元しているのか」という部分がブラックボックスになりやすいです。でも当社はそこを完全に公開しています。
さらに、売上単価とエンジニアの年収を紐づけた給与体系にしたことで、
「頑張れば頑張るほど、そのまま自分の年収に返ってくる」そんな仕組みにしています。
そしてもう一つの大きな特徴が 案件選択制度。
従来のSESでは、営業が持ってきた案件に「次はここに入ってください」と半ば強制的にアサインされることが大半です。でも当社は違います。エンジニア自身が複数の候補から「自分のキャリアに必要な案件」を選べる仕組みにしました。
こうしたインフラ特化×高還元型×案件選択制度の組み合わせは、実は業界初なんです。
競合にもインフラ特化や高還元型単体の会社はありますが、両方を掛け合わせている企業はCAIRNだけ。これが当社ならではの唯一無二の強みだと考えています。
他社との違いを実感、課題解決に向けたプロの提案が決め手
今回、ホームページ制作を依頼するに至った背景を教えていただけますか?
きっかけは、「採用を強化しなければいけない」 という危機感でした。
実は、3年ほど前に「高還元型SES」へと会社のモデルチェンジをしたのですが、そのタイミングで当時のホームページに軽く手を入れただけで、実態と全く合わないまま使い続けていたんです。
当時も、「このままじゃダメだな」とは思っていたんですが、会社の仕組みが大きく変わった直後でもあり、タイミング的に大規模なリニューアルまでは踏み切れず…。「あるものでなんとか回していた」のが正直な状態でした。
ですが、採用が会社の成長に直結するSES業界では、エンジニアの数が増えるほど、取り扱える案件が増える=売上も伸びる、という構造なので、人材採用は生命線です。
その中で、SNSやYouTubeでの発信は順調に伸びていましたが、肝心のホームページが「今のCAIRN」を全く伝えられていなかった。「せっかく発信しても、受け皿であるサイトがこれではもったいない」と、はっきり思うようになりました。
さらに、当社の特徴である「高還元型SESって何?」「インフラ特化の何が良いの?」といった複雑な仕組みを、誰が見てもわかるサイトがないと採用で勝てないと感じていました。
ここまで来てようやく、「ここを見れば全部わかる、というサイトを作らなきゃいけない」そう本気で決断したのが今回のリニューアルの背景です。
数ある制作会社の中から、リーピーをお選びいただいた理由をお聞かせください。
実は、今回のリニューアルの前に、一度別の制作会社さんに依頼していたんです。ところが、あまり上手くいかず…。
ヒアリングはしてもらえるんですが、次回に全然引き継がれない。修正を伝えても、1ヶ月後に出てくるデザインがこちらの意図と全く違う。また修正して、また違うものが出てくる。半年経ってもトップページすら完成しませんでした。
「このままじゃ時間も労力も無駄になる」
そう判断して、泣く泣く白紙に戻すことにしました。あれは正直つらかったですね。
そこから改めて制作会社を探し始めたのですが、同級生が勤める広告会社の友人から、「リーピーさん、めちゃくちゃ評判いいよ」と言われたことがきっかけで知りました。
実際に打ち合わせをしてみると、最初の段階でのヒアリングの深さ、要件整理の丁寧さ、スケジュールの明確さなど、前の会社との違いが一瞬でわかりました。
「こういうことを伝えたかったんだよね」と思えるほど、こちらの意図をしっかり汲み取って言語化してくれて、「これは任せられるな」と初期段階で感じました。
「これが欲しかった!」論理的な提案と独自性のあるデザイン
初回のご提案(サイトコンセプト)を見た時の率直な印象を教えてください。
最初のコンセプト提案、あれは本当に驚きました。「あ、完全に伝わっているな」と感じましたし、正直ほとんど修正が必要なかったほどです。読んでいて、「そうそう、これだよね」「確かにその通りだよね」と自然に頷ける内容で、とても論理的に整理されていたんです。
「なんとなくこうしましょう」ではなく、「なぜその構成なのか」「なぜその言葉を使うのか」すべてが言語化されていて、読んでいてストレスがない。
このサイトなら、ちゃんと伝わる。
そんな完成イメージまで見えてきて、リニューアルが一気に楽しみになりました。
トップページのデザインを初めて見た時、どんな印象を持たれましたか?
これも本当に良かったです。社内でも特に女性スタッフから大好評でした。
競合のSES企業は、白を基調にした清潔感のあるデザインが多く、「悪くはないけど、正直どれも似ている」という印象のサイトが多いんです。
でもリーピーさんのデザインは違いました。ニュアンスカラーを使っていて、グレーとも青とも緑とも言えない絶妙な色味。
「綺麗なのに、人とかぶらない」
「IT企業っぽさはあるのに、柔らかくて親しみやすい」
このバランスがすごく良かったですね。差別化にもなりますし、社外からの反応もとても良かったです。
無駄な打ち合わせが消えた「テキスト中心」のスムーズな進行
実際の制作過程についてはいかがでしたか?
打ち合わせが必要以上に多くなかったことが一番助かりました。
前の制作会社さんでは、毎回1〜2時間の打ち合わせをしていましたが、修正も意図が伝わらず、時間ばかり取られてしまい、「ただ話しているだけ」という感覚でした。
でもリーピーさんは、PassTeamのテキストベースでのやり取りが中心。「言ったつもり」ではなく、情報がしっかり残るので、やり取りがとてもスムーズでした。
リアルタイムで返答する必要もなく、こちらも冷静に内容を確認できる。
ITリテラシーが高い会社であればあるほど、このスタイルはすごく相性がいいと思います。「だからこそ制作がきれいに進んだんだな」と感じましたね。

▲ 弊社が作成したWebサイト
応募数12件から内定4名へ。公開1ヶ月で見えた「即効性」
ホームページが公開されてから、社内外からの反応はいかがでしたか?
まず一番分かりやすかったことは「反応が一気に増えた」 ということです。社外の方から「めちゃくちゃ綺麗ですね」「イメージがガラッと変わった」とお褒めの言葉を多くいただきました。
特に驚いたのは、同業で来年上場予定の企業の社長さんから直接褒められたこと。
「ホームページ、すごくいいですね」とピンポイントで言われた時は、正直とても嬉しかったですね。
そして何より大きな変化だったのが採用です。
公開からわずか1ヶ月で、「応募数12件、内定4名」と、一気に数字が動きました。
公開前の8ヶ月間は、ホームページ経由の応募はわずか10件、採用は1名だったので、これは本当に劇的でした。
「このサイトを見て応募しました」と言ってくださる方も多く、「応募前に会社理解が深まった状態」で来てくれるので、マッチ度がものすごく高い。これは本当に大きなポイントですね。
「想像以上に効果が出ている!」と社内でも話題になりました。
採用以外にも、サイトが役立った場面はありましたか?
はい、採用以外にもかなり大きな効果がありました。
たとえば IR(決算資料)対応。
取引審査のタイミングで「帝国データバンクに決算書を提出してください」と言われていたのですが、ちょうどリニューアル後だったので、「うちのサイトからIR情報が全部ダウンロードできます」と案内したら、その場で一気に審査が通ったんです。
これは「見える化」されている企業としての信頼にもつながりますし、営業的にも大きなプラスでした。
さらに実務的な面でも、「資料を送ってください」というやり取りがなくなるのは本当に助かります。「全部サイトにありますよ」と言えるので、営業工数もぐっと減りました。
採用、営業、IR。まさに会社全体でサイトが機能し始めている実感がありますね。

年内に制作費を回収できるインパクト。投資対効果は十分
投資対効果(費用対効果)についてはどう感じていらっしゃいますか?
もう本当に、十分すぎるほど出ていると感じています。
当社は高還元型SESということもあり、エンジニア1名採用すると約数十万円の利益が出る構造になっています。今回、ホームページ経由で4名採用できたので、制作費はほぼ年内で回収できる見込みです。
もちろん、サイトを見て検討している潜在層の方もたくさんいるはずですから、長期的な効果まで含めたら、もっと大きなリターンが見込めると思います。正直、「こんなに結果が出るんだ」と嬉しい驚きでした。
成長が止まらない。サイト運用こそ「採用戦略の要」
今後の運用フェーズについてどのように考えていらっしゃいますか?
ホームページは 「公開して終わり」ではなく、ここからどう育てていくかが本番だと思っています。
特にSES業界はトレンドの変化が速く、エンジニアが求める情報もどんどんアップデートされていきます。だからこそ、細かい制度変更や評価体系の見直しなど、私たち自身の変化にあわせてサイトも柔軟に更新していく必要があります。
実際、公開直後から「ここも変えたい」「この情報も入れたい」と要望がどんどん出てきていて、すでにいくつかリーピーさんにお願いしています(笑)
アクセス状況を見ながら改善したり、タグや計測周りを調整したり、SEOで狙うキーワードを変えたり。
これらは採用戦略に直結する動きなので、継続的に伴走してもらえるのは本当にありがたいと感じています。
具体的な次のステップは、お決まりでしょうか?
現状に非常に満足している一方で、「もっとアクセスを増やしたい」という思いは強く持っています。
特にブログやコンテンツは、採用にも営業にも効いてくるので、継続的に増やしていきたいです。
例えば、「高還元型SESとは?」「インフラエンジニアのキャリアの作り方」「案件の選び方」など、検索されやすいテーマはまだまだありますし、ブログを通じて「CAIRNの考え方」が世の中に伝わっていくことが理想です。
実際に「高還元型SES」で検索すると当社が上位に出てくるようになってきていて、SEOの手応えも少しずつ感じています。
ただ自社だけでやるには限界もあるので、中長期的にはリーピーさんと一緒に、もっと体系的なコンテンツ戦略に取り組んでいけたらいいなと思っています。
YouTubeやSNSといった情報発信については、いかがでしょうか?
YouTubeは正直、今ちょっと難しさを感じています(笑)。
伸び悩みもありますし、話す内容がどうしても似てしまうところもあって。でも、応募前の「会社理解の補強」には確実に役立っていると実感しています。
「どんな社長なのか」「どんな価値観の会社なのか」「働く上でのリアルな部分はどうなのか」
文章では伝わりにくい情報が、動画だと一気に伝わるんですよね。
だから伸び悩んでいても、続ける価値は十分あると思っています。今後はショート動画なども活用しながら、CAIRNらしい情報発信を模索していきたいですね。
とくに「最新のITニュース解説」みたいなリアルタイム性の高いテーマは、個人的にも興味がありますし、やってみたいジャンルです。

最後に、ウェブサイト制作を検討している企業に向けて、メッセージをお願いします。
「ただ作るだけじゃないサイトが欲しい」と思っている企業さんがいたら、僕は迷わずリーピーさんをおすすめしたいですね。
ホームページを作るだけなら、どこの会社でもできます。
でも、「課題を一緒に考えてくれて、隣で戦ってくれる存在」は、実は全然いないんです。
私たちCAIRNも、採用を強化しないと会社が伸びないタイミングで、「ロジカルに整理してほしい」「複雑な制度をわかりやすく伝えたい」そんな想いをすべて汲み取ってもらえました。
制作の段階ですでにそれを感じていたんですが、公開後の反響を見て、「ああ、やっぱり任せてよかったな」と心から思いましたね。
サイトは作って終わりではなくて、育てていかなければ意味がない。
その「育てるフェーズ」まで見据えて伴走してくれるのが、リーピーさんの一番の価値だと思います。
結果として採用も大きく伸びましたし、費用対効果という意味でも本当に納得しています。これだけ成果が出るなら、辞める理由なんて全くないですよ(笑)。
もし悩んでいる会社さんがいたら、「一度話してみるだけでも、きっと視界が開けますよ」と伝えたいです。
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