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2024.02.20 - Tue

森麗奈

【リフォーム業界】他社と差をつける!ホームページ制作で気をつけることは?

【リフォーム業界】他社と差をつける!ホームページ制作で気をつけることは?

リフォーム業界は競争が激しく、個人の工務店からリフォーム専門店、大手ハウスメーカーまでさまざまな業態があります。
近年では中古住宅のリノベーションの人気も高まっており、ライバルが多くいる中でいかに差別化できるか、付加価値を生み出せるかが重要です。
それらを的確に伝え、お客様に興味を持っていただく手段として、ホームページは非常に効果があります。

では、具体的にどのようなホームページを制作したら良いのでしょうか。他社と差をつけるホームページとは、どのようなものでしょうか。ここでは、リフォーム業界のホームページ制作において気をつけるポイントを紹介します。

ホームページの目的を明確にする

ホームページを制作する目的はさまざまです。「知名度を上げたい」、「採用を増やしたい」、「商品を売りたい」など…。
では、リフォーム業界にとって、ホームページを制作する目的とは、何でしょうか。
リフォームは数百万、時には数千万と高額な商品ですので、いきなり購入(リフォームを発注)するということはほぼないでしょう。
リフォームを考えている人がまず起こすアクションとして考えられるのは、問い合わせや資料請求などです。
ですので、お問い合わせや資料請求をしてもらうことが、ホームページの目的と考えて良いでしょう。

リフォームの依頼者の目線で考える

リフォームを考える人がホームページに求めることとは、何でしょうか。
リフォームは高額な商品である上、日々の暮らしに大きく関わってきます。そのため、ホームページを訪れる人は真剣に閲覧される方がほとんどです。
特にこれまでのリフォームの実績や会社の信頼性、従業員の誠実さなどを見ています。そのために必要なコンテンツとしては

  • 自社の強み(選ばれる理由)
  • 施工事例(作業工程や写真付き)
  • リフォームメニュー(リフォームの流れや料金も)
  • お客様の声
  • 会社について(経営理念や従業員の紹介)
  • よくある質問

などが挙げられます。

しかし、ただ掲載するだけでは他社との差別化にはなりません。
「どこに頼んだら良いか分からない……」と悩んでいるサイト訪問者に「ここにお願いしたい!」と思ってもらうためには、一工夫が必要です。
そこでコンテンツごとに工夫すべきことや気をつけることをまとめましたので、紹介します。

各コンテンツで抑えるべきポイント

自社の強み(選ばれる理由)

強みといっても、「低コストでできる」、「デザイン性が優れている」、「アフターフォローが充実している」などリフォーム会社によってさまざまな切り口があります。
しかし、いくら強みが多くても、ただ述べるだけでは見ている人に響きません。大切なのは、説得力です。

  • 根拠は何か
  • それによるメリットは何か
  • 他社と比べてどう違うのか

などを意識して文章を作成しましょう。どうしてそれが自社の強みとなったのか、具体的なエピソードや経緯があれば、語り口調で取り入れても良いです。
長くなりすぎる場合は「リフォームへの思い」などコンテンツを分け、「選ばれる理由」をアイコンと文章で端的にまとめると、見やすくなり効果的です。

施工事例

サイト訪問者はここでリフォームの完成イメージを膨らませます。施工事例が充実していればしているほどイメージがしやすくなり、安心感・信頼性にも繋がります。
ただ日付順に掲載するのではなく、「リビング」、「キッチン」、「エクステリア」などリフォームメニューでカテゴリーを分けましょう。「自然素材」、「省エネ」、「趣味を楽しむ」など、こだわり別でタグ付けをするのもおすすめです。リフォームの目的が明確なり、求めるコンテンツにアクセスしやすくなります。

事例が多く、地域密着型のリフォーム会社であれば「岐阜市」、「各務原市」などエリア別カテゴリーがあると「うちの近くでもこんなに……」と思ってもらえ、親近感がわきます。さらに「キッチン」×「岐阜市」など組み合わせて施工事例を表示させることで、コンテンツとして充実度が増し、検索にもヒットしやすくなります。

施工事例の詳細ページでは、施工前と施工後(ビフォー・アフター)が比較できる写真は必須です。
また、職人のこだわりポイントや作業工程を掲載することで、より具体的なイメージを膨らませることができます。

リフォームメニュー・料金

リフォームメニュー リフォームで何ができるのかを分かりやすく

「どんなことができるのか」は、リフォームの場合、「トイレ」、「屋根」など施工する箇所によって分けて紹介するページがあったほうが良いです。
サイトの訪問者のほとんどは、どこに依頼すれば良いか分からないだけでなく、リフォームにおいて何に気をつければ良いか、ということが分かりません。
そのため、業界の中では当たり前と思われていることでも、屋根ならどんな問題が起きやすく、それに対してどのようなリフォームができる、ということを分かりやすく伝えることが必要です。

こだわり 他社と差別化できるポイントは?

もちろんここでも他社との違いを明確にします。リフォーム業界でよくあるトラブルの例を挙げ、「うちでは〇〇にこだわっているため、このようなトラブルなく安心して任せられる」という流れも良いです。
これも多くの人はどんなトラブルがあるのか知らないため、「こんなこともあるんだ」、「でもここなら任せられそう」と認知してもらうことができ、信頼性を高めることができます。

リフォームの流れ 不安要素を取り除こう

各施工事例で作業工程を紹介することが難しい場合は、リフォームの流れを説明するコンテンツを制作すると良いでしょう。
「打ち合わせは何回行うのか」、「お金はいつ払うのか」などリフォーム業者にとっては毎回のことですが、依頼者にとって初めてのことも多く、これらが分からないと不安要素になります。
いずれ口頭で説明することであっても、ホームページ上で自分の生活スタイルや考えに合ったリフォームが可能かどうか、ある程度は判断できたほうが、問い合わせに繋がりやすくなります。

料金 問い合わせへの流れを作ろう

料金については、よくあるリフォーム例と、そのおおよその見積もり金額を載せましょう。あくまでも目安ということを伝えつつ、この流れで「無料相談を申し込む」などのボタンを設置しても効果的です。その他の場所にも申し込みボタンなどを設置するときは、サイト訪問者は何を見てどう動くのか、という動線を意識することが大切です。

お客様の声

独立したページでも施工事例の中でもどちらでも良いので、お客様の声はあったほうが良いです。
特に写真付きだったり、手書きだったりすると、会社とお客様の距離が近く感じられ、好印象です。
お客様との間に信頼関係が成り立っているからこそ掲載できるものなので、お客様の声があると、信頼性はずっと高く感じられます。

会社について

まずはよく知ってもらうことが大切

大手企業に比べて知名度が高くない中小企業はとくに、会社のことを深く知ってもらわなければなりません。
よく知らないリフォーム業者に「必要でない工事をされた」、「ずさんなリフォームをされた」という相談は後を絶たず、知名度が高くないと不安に思われるお客様もいます。
代表の挨拶や経営理念などでは、大手にはない、中小企業ならではの良さ(地域密着型など)を盛り込むと良いでしょう。
また代表者の生い立ちやリフォームへの思いを取り入れることで代表者の人柄が分かり、見ている人に安心感を与えることができます。

会社概要

会社概要には、住所や電話番号などの基本情報だけでなく、受賞歴や資格、リフォームの実績(年間〇〇件)など他社に比べて誇れるものも載せましょう。
ここでは「安定している」、「頼れそう」と思ってもらえることが大切です。

従業員の紹介

従業員の紹介は、たくさんあれば独立したページでも構いません。
実際に打ち合わせをする前に少しでも顔が見えたほうが、安心してリフォームの依頼をすることができます。

よくある質問

サイトを訪問した人がすぐに知りたいと思われる内容を載せます。手っ取り早く答えが分かることが大切ですので、一問一答で、できるだけ簡潔に答えましょう。
「費用について」、「リフォーム後について」などカテゴリーで分けられていると見やすくなります。
「分からないことはリフォームメニューを見れば分かる」と思うかもしれませんが、「キッチン リフォーム いくらくらいかかる」など質問形式で検索する方もいます。
そのような場合、よくある質問ページがあったほうが、検索にヒットしやすくなります。

ローンについて

「リフォーム ローン」で検索するとヒットするのは銀行のホームページが多いですが、リフォームをどこに依頼しようか悩んでいる方にとっては、リフォーム会社のホームページにローンについての掲載があると大きな後押しとなります。ローンの特徴、条件やお支払い方法・回数などの内容、具体的なローン例、手続きの流れなどがあると良いでしょう。
資金面で困っている方にもまずは相談してもらえるよう、「ご相談はこちら」などのボタンを設置すると効果的です。

パートナー会社募集

ホームページには法人向けのコンテンツを制作しても構いません。特に全国展開を視野に考えている会社では必要となるケースが多いでしょう。
募集内容、エリアなどを簡単に記載し、お問い合わせ先を載せるようにしましょう。
あくまでリフォームを考えている人のための情報が優先なので、ナビゲーションボタンとは別にバナーなどから飛べるようにすると良いでしょう。

ブログ

施工事例とは違う内容で、日々の仕事やリフォームに関するコラムなどを更新しましょう。
「施工事例があれば特に必要ないのでは」と思うかもしれませんが、ページ数は多いほうが検索にヒットしやすくなります。
更新頻度も高いほうがSEOに強くなる(検索エンジン上位になる)ため、施工事例では書ききれないことなど、ちょっとしたことでも更新するようにしましょう。

採用情報

リフォームの依頼者だけでなく、求職者にとっても、ホームページは大切な情報源です。
募集要項だけでなく、先輩社員インタビューや採用の流れなど掲載すると、会社の雰囲気が掴みやすく、エントリーに繋がります。
エントリーフォームはお問い合わせフォームと分けて設置しましょう。希望職種や希望勤務地などを選べるように制作すると、採用する側も管理がしやすく便利です。

リフォームの受注に繋げるための販促アイデア

ホームページと並行して、リフォーム業界において是非やっておきたい販促のアイデアをまとめました。
今回紹介するものはホームページの内容にも関わるので、新たにホームページを持ちたい方、リニューアルをお考えの方は参考にしてみてください。

 見学会の実施

施工中や完成現場の見学会を行います。リフォームを依頼する前に、実際にどのようなリフォームを行っているか目で確かめたい方も多くいるからです。
やはり毎日過ごす空間に関わることなので、時間をかけてでも真剣にリフォームを考えている人は足を運ぶでしょう。

見学会と合わせて相談会も行いましょう。悩みを面と向かってお話することで、リフォームへのハードルを下げることができます。そしてチラシやホームページで伝えきれないことを、お客様に直に伝えることができます。

見学会を頻繁に行うようであれば、ブログに告知するだけでは埋もれてしまうので、独立した見学会の予定一覧ページを作ったり、トップページに直近の見学会を目立つように掲載すると良いです。
予約が必要であれば、「見学会のご予約はこちら」といった固定ボタンを表示させると効果的です。

イベントの実施

見学会や相談会以外のイベントの実施です。近年では環境や安全性への関心が高まっており、省エネ体感セミナーや自然素材体感セミナー、その場でできる耐震診断などが人気です。
イベントの内容としては、会社が得意としていることはもちろんですが、親子で楽しめる内容も盛り込むと良いでしょう。子ども向けのDIY教室なども夏休みに人気です。
これらは直接リフォームの受注に繋がるわけではありませんが、会社のことを深く知ってもらうことができ、将来的にリフォームを依頼してもらうきっかけ作りになります。

SNSの活用

せっかく見学会やイベントなど行っても、やりっ放しでは非常にもったいないです。SNSにも告知や過去のイベントの様子などを投稿しましょう。
SNSの良いところは、共感してくれた人がどんどん拡散してくれることです。依頼しようか悩んでいる人にリフォームへの思いを共有することもできます。
文章を書くのが大変であれば写真だけでも良いので、イベントなどの様子はどんどん写真に収めましょう。

SNSより先にホームページを訪問する方もいるので、制作するホームページには、FacebookやInstagramなどへのリンクがフッター(ページ下部)などにあると良いです。
Instagramは写真がメインのSNSなので、施工事例やイベントの様子の写真が何枚かホームページに表示されるようになっていると、興味を持って見てもらいやすくなります。

 

いかがでしたでしょうか?
ホームページ制作において特に初めての場合、「何を載せたら良いか分からない」となりがちですが、
大切なことは、サイトの訪問者が求めているものが分かりやすく掲載されていることです。
伝えたいことがたくさんあっても、お客様の求めていることが書かれていなかったり、ページが見つけにくかったりすると、リフォームの受注には繋がりません。

これからホームページを作る方はもちろん、すでにホームページを持っている方も、是非一度、掲載内容を見直してみてはいかがでしょうか。

当社では十分なヒアリングを行い、各社の特徴や課題に応じて、最適なホームページを提案しております。
多くのリフォーム会社様のホームページを手掛けてきた当社だからこそ引き出せる付加価値があります。
リフォーム業界のホームページ制作はリーピーにお任せください。

この記事を書いた人
森麗奈

WEBデザイナー/2016年入社/岐阜県出身/幼少期は一日のほとんどを、絵を描いて過ごす/苦手を克服するために外国語大学へ/このとき初めて日本の外の世界を知る/場所に囚われない仕事をしたいと思いWebデザイナーに/旅行が好き/今年も行ったことのない場所へ行きたい。


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