2025.06.03 - Tue
maki
BPO領域の事業拡大に伴い、組織変更をおこないました。

当社は、ノーコードツールやAI技術の普及に伴い、従来のWeb制作事業中心のビジネスモデルから、継続的な運用・改善・支援を重視する「BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」型事業の拡大に向け大きく舵を切りました。それに伴い、事業方針に最適化した大幅な組織体制の変更を実施いたしました。
ノーコード・AI時代に適応した“運用・改善・支援”型モデルへと進化
近年、Webサイト制作はノーコードツールやAIの登場により、制作単体の価値から“運用・改善・支援”へとニーズがシフトしています。リーピーは数年前より、単発制作から脱却し、Webマーケティング支援・運用型のサービスモデルを展開していますが、今後はこのモデルをさらに資産型・BPO型に発展させ、お客様に継続的な価値を提供できる支援体制を強化してまいります。
また、これまで領域ごとに展開していた、マーケティング支援『リープ・プロジェクト』・採用支援『リープ・リクルーティング』『リープ・キャリア』・DX支援『リープ・DX』の各サービスをより一体的に連携させることで、ナレッジやノウハウを横断的に活用し、再現性のある運用体制の整備を推進。これにより、お客様の課題やフェーズに応じて、複数のサービスを最適に組み合わせた柔軟な提案・提供が可能となり、より深く、より本質的なご支援を実現してまいります。
目的と背景
- 単発制作の脱却後のさらなる進化
これまでに単発型のWeb制作から脱却し、現在はWebマーケティングを中心とした運用支援に注力しております。今後は、継続課金型・資産形成型のアウトソーシングモデルへとさらにシフトし、長期的な価値提供を強化してまいります。
- AI検索時代に対応した“共感型コンテンツ”制作へ
AIによる検索行動の変化に対応するため、SEO中心のコンテンツから「共感」や「信頼」を軸としたコンテンツ制作へと移行しています。あわせて、ブランディングやコンテンツ戦略などの上流領域まで支援の幅を広げてまいります。
- AI BPOモデルの確立
AIを自然なかたちで業務フローに組み込む「AI BPOモデル」の確立に取り組んでおります。これにより、業務支援の標準化と、生産性・品質の両立を実現してまいります。
- 需要過多により“サービス提供待ち”が発生中
ありがたいことに、現在多くの企業様よりBPOサービスのご依頼をいただいており、一部サービスにおいては提供開始までにお時間をいただく状況です。こうしたニーズに迅速に応えるべく、人員体制の強化と業務プロセスの見直しを進めております。
新体制の主な特徴
- プロジェクト単位ではなく「サービスライン」ごとの部門構成へ
- 専門領域ごとのBPOチーム(運用/改善/分析/コンテンツ)
- AI活用を前提とした業務分業とフロー整備
- 顧客起点の情報設計・カスタマーサクセス体制の再構築
中小企業の“運用・支援ニーズ”とBPO事業の社会的意義
中小企業の多くが「人材確保・育成」「デジタル化・DX」「経営計画・マーケティング」などの分野で“自社単独では対応困難”と感じていることが、帝国データバンクの最新調査でも明らかになっています。
中でも売上10億円未満の企業では、人材確保・育成(30.9%)、デジタル化・DX(24.0%)、販路開拓・マーケティング(21.9%)が上位に挙げられており、当社が展開する「DX支援」「Webマーケ支援」「採用BPO」などのサービスは、こうした課題意識と重なる領域をカバーしているものと考えています。
当社はこうした背景を受け、AI・ノーコードを活用した“AI BPOモデル”を通じ、より多くの企業を支援してまいります。
この記事を書いた人
maki
広報PR担当/広報ブログや公式Xを更新しています/岐阜やお客さまを知るところから、楽しく奮闘中♪/PRの仕事のなかでもリリースを書くことが一番好きです!/ひとり広報