中小企業におけるITの活用はまだまだこれから。
本日、あるお客様のネットワーク工事をさせて頂き、その際にビジネスチャットとグループウェアの切り替えも実施させて頂きました。ビジネスチャット自体は初めて触られたようで、「これ、便利やな~。」と言われると同時に、「社内のあらゆることで効率化が図れれば、間違いなくうちは過去最高益を出せる。」とも言われていました。そのお客様は、約半年前からお付き合いさせて頂き、Webコンサルティングに始まり、ホームページ制作やシステム開発、ネットワーク構築と、当社のあらゆるサービスをご導入頂いています。
ちなみに、現在の当社全体のクライアント数に対する導入サービス数は平均3サービスです。
ホームページ制作だけではなく、「様々なWebに関するサービスを1社で提供できる」ということを売りにしている当社としては、まだまだ理想ではありませんが、徐々に創業当初から描いている姿には近づいています。
実際にWebを使って新しい事業を立ち上げたり、Webで効率化を図って既存事業のスピードを上げることはどの業種、どの規模の会社にも必要なことだと考えています。特に人材不足が騒がれる中での事業拡大はITの力無しでは難しいではないかとまで思っています。
※出典:中小企業庁委託「ITの活用に関するアンケート調査」(2012年11月)
上記資料によれば、中小企業でのIT化が進まない背景には、一言で言ってしまうと「わからない」という実態があるようです。
実施に当社も様々なクライアントとお付き合いさせて頂く中で、ほぼ必ず、「ITに関して分からないことがあれば、とりあえず、リーピーに聞けば良いね。」と言われます。
この言葉ほど、当社にとって嬉しい言葉はありません。
ITにおいては、部分部分でのソリューションを展開する会社はあります。むしろ、その方が圧倒的に多いです。しかし、地域でのビジネスに拘る当社としては、ITへの投資はあらゆるものが繋がってこそ、投資対効果が最大化されると考えているため、この「1社で完結できる」ということの方が、地域でのニーズがあると考えています。(都心でも同じ感覚の会社もあるかもしれませんが、地域特有の“付き合い”という特徴から考えると、「1社完結」の方が好まれているように感じます。)
例えば、ホームページをリニューアルしてもアクセスが獲得できなくて意味が無かったり、スペックの低い昔からのレンタルサーバーに高額な費用を支払ってるだけではなく社内ネットワークも古いままで遅くなっていたり、結局Webで何かを始めよう、Webで業務効率化を図ろうとする時はWeb,ITに関する全てが繋がっています。
そもそも、「Web」というネットワーク(繋がり)なので、どこかを最適にするためには全体を最適にしなければ、投資対効果の最大化は図られないと考えます。
当社としても、広いからといって全てが浅いサービスになってしまっては意味が無いと考えています。広く深いWebを提供できるよう、全社員のレベルも上げ続けていかなければいけません。
近い将来、クライアント1社に対して、5個、10個と様々なWebを活用するサービスを提供できるようになり、お客様の成長スピードに貢献していける企業を創って参ります。
決意表明のようなblogとなってしまいましたが、皆様これからも宜しくお願いいたします。