2025.10.01 - Wed
第十三期、新しいリーピーが始まる1年目

2025年10月1日より、株式会社リーピーは第十三期に入ります。社員数もそろそろ70名に到達しそうです。
東京から岐阜に移住したのが2012年10月の終わりだったので、丸13年岐阜で過ごしていることになります。福岡から東京に出て、東京の生活は6年半でしたので、東京での会社員時代の2倍の年月を岐阜で過ごしていることになります。
しかも2013年10月に会社を設立して、丸12年。「12」という数字は、時計や干支のように「一周」を表す数字なので、リーピーも1周目が終わり、2周目に入ります。
第十三期を迎えるにあたり、今のリーピーとこれからのリーピーについて、お伝えしておきます。
岐阜の会社だが、東京のIT企業も驚くDXの状況
僕らリーピーが圧倒的に強いと感じているのは、地方マーケットにおける
- クリエイティブを作る力
- 地域での戦い方を提案するコンサルティング力
- AIなどを活用したデジタルによる業務自動化
です。
特に自動化に関しては、全国でもトップクラスと自負しています。先日も世の中で一番使われているオンライン会議サービスの日本法人の方からも東京のスタートアップ企業など方からも、「リーピーの社内でのAIやRPAの活用は凄い!」と言われます。
もともと、地方は採用がむずかしいため、「人への投資以上に自動化への投資が必要だ」と考えて、社内の5%の人員が社内の自動化のためだけのエンジニアとして、日々カイゼンに取り組む体制を取ってきました。結果的に、これまで「人が手作業」で実施していたことを、AIやRPAが自動で代わりに進めてくれる状況になっています。
これにより、よりお客様と向き合う時間を増やし、サービス品質の安定化につながっていると実感しています。
第十三期は、弊社の圧倒的強みである、この自動化カルチャーを活かした事業展開をしていきます。それが一番、多くのお客様にサービス提供できると考えているからです。
地方の“人材不足”を解決できる方法がある
地方は人材不足の課題が今後ますます広がり続けます。この人材不足の課題に対して、リーピーでは、「直接自社で雇用する採用支援」と、「採用ではなくアウトソーシングで補完する選択肢」を提案していきます。
特に弊社が強いのは、「集客」と「採用」の領域です。
本来、採用担当者もマーケティング担当者も、自社内に専任者を置いて強化していきたい分野です。しかし、どちらもノウハウがある人を採用できる可能性はほぼゼロだと考えています。
なぜなら、そのような人自体が地方マーケットには多くありませんし、仮に採用できたとしても、うまくマネジメントする管理職側の課題も出てくるからです。
そのため、「集客」と「採用」の領域はアウトソーシングした方が効率的なことを、多くのお客様にお伝えしていきたいと考えています。
特に、「採用」の方がご要望としていただく機会が多いため、採用支援サービスはもっと品質を高め、多くのお客様の採用活動を成功に導く支援をしていきます。弊社の採用支援では、AIを活用して採用可能性を調査するなど、従来の採用支援とはまた違う形でご提供しています。これは、採用コンサルティング会社からではなく、IT企業だからこそできることだと考えています。
業種問わず、さまざまなお客様を支援し、弊社自身の採用活動もさらに強化することで、これからの時代に適した採用支援を展開します。月に100名以上のエントリーを、求人広告を使わずに集めている弊社の採用ノウハウは、地方企業の方々が業種を問わず活用できるノウハウだと自負しています。特に地元岐阜においては、弊社自身がある意味、「岐阜の人事部」のような役割を果たしていきます。
「リーピーに任せれば、採用はうまくいく。」
ご支援させていただくお客様全員から、そのようにおっしゃっていただけるように、サービス品質を日々高めていきます。地方の人材不足の課題、別の角度から見ると、地元で仕事が見つからず(年収が合わない含む)、しぶしぶ都市部に長い通勤時間をかける転職をする多くの人たちの地元で働きたい想いの架け橋になるべく、採用支援領域を強め、地方の人材不足の課題を採用アウトソーシングで解決していくことが、僕らが描く未来です。
リーピー独自の“資産型マーケティング”を広める
もちろん創業から展開しているWebサイト制作も、AIの登場でルール変更が起きそうな状況ですが、逆に、AIを徹底的に使っている弊社だからこそ感じている部分もあり、改めて、リーピーが提供するWebサイトとは何だろう?と考え、お客様にご満足いただけるWebサイトを提供していきます。
たとえば、弊社は文章の作成を専門とするライターが全体の10%ほど在籍していますが、AIで書いた文章をそのまま使うのではなく、ライターが人の心に訴える文章に仕上げるなど、人だからこその部分を大切にしています。
ホームページ制作会社といえば、もう30年前から存在するビジネスですが、弊社が展開している集客や採用のアウトソーシングにおいては、高い品質のWebサイトがあるかないかで、まったく成果が異なることが明白になっています。
弊社の独自性である「資産型マーケティング」は、Webサイトが掛け合わさることで、より大きな成果を生み出します。
「資産型マーケティング」とは、広告などの一過性のものには一切頼らず、アクセス数やエントリー数を増やす、リーピー独自のアプローチです。さらに、アウトソーシングの期間が終了したあとも、その「仕組み」と「ノウハウ」をお客様の方に残します。このアプローチを「資産型」と呼んでいます。
地方マーケットに12年間集中してきた弊社だからこその手法です。ホームページ制作会社はWebサイトが完成したあとに、リスティング広告を使った運用を提案する企業が多いです。
しかし地方マーケットにおいては、リスティング広告を使っている企業は2%以下と言われています。これは、うまくいかなかった企業が多かった、もしくはそもそも広告は避けたいと考えている企業が多いためだと考えています。逆に、広告を使っている企業が少ないので、自社は取り組めばうまくいくのではないか?と考えても、投資対効果が合わないケースの方が多いと思います。
地域創生のモデルを創るため、本気で「岐阜」の地域創生に取り組む
そして、12年という1周から2周目に入るリーピーは、これまで育ててくださった「岐阜」の地域創生を本気で考えることにも取り組んでいきます。
僕らのビジョンは「地方の未来をおもしろくする」なので、岐阜だけにこだわってはいませんが、やはり岐阜の地域創生に関わることで地元への恩返しができ、ここで培ったノウハウは、全国の地方にも応用できると考えています。
僕個人の想いとして、金儲けのためだけの事業はしたくないと考えています。やはり経営ですので、正しく稼いで、世の中を良くすることに使うことが、企業の基本だと考えていますし、地方の企業は地元に貢献しないといけないと考えています。
地元の方々から仕事を通じて、支えていただいているので、地元に還元することは当然です。それを支えるリーピーメンバーに高い給与を得てほしいと考えているのが、経営者として当然一番ですが、それに加え、会社にお金を溜め続けるのではなく、岐阜の地域を良くするためにさまざまな活動もしていきます。
しかし僕らリーピー一社でできることは貢献の規模が小さいです。だからこそ、持続的に発展できる仕組みを創っていきます。先日リリースした新サービス「リープ・グッド」がまさにその新しい地域創生の仕組みとして、創り上げたい未来そのものです。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000095919.html(PRTIMES)
言い方としては極端かもしれませんし、失礼な物言いかもしれませんが、地方には、「熱量があって、お金がない人」と「お金はあるのに、熱量がない人(何をすれば良いかわからない)」が共存していると感じていて、ここをかき混ぜることが、本当の「地域創生」ではないかと考えています。
「リープ・グッド」を通じて、岐阜の地域創生に本気で取り組んでいきます。ソーシャルグッドな形で、ITもベースとしているあたり、リーピーだからこその地域創生なのではないかとも感じています。
地方に、リーピーというおもしろい会社がある
最後に、これからますますAIが広まっていく時代だからこそ、僕らは「人が人として熱く、感情を揺さぶられること」に真正面に向き合います。
やはり、すべての場面で「心」をベースにした経営をしたいと、自分自身が日々AIを徹底的に使っているからこそ、本気で思っています。
その中で、僕らが強みとして持っている「デジタル」の力が活用できる場面で、リーピーの存在意義を発揮していきます。
この第十三期をはじまりとして、リーピーは新たな会社も立ち上げていく計画です。さまざまな領域で地域を良くし、「地方におもしろい会社がある」と、「それがリーピーだ」と言われるように、これからも会社を成長させていきます。
今後とも皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
世界的なWebデザインアワードも受賞!
全国にある制作会社でも随一を誇る、14名のWebデザイナーが在籍。
世界最大級のWebデザインアワード「 Awwwards.」の受賞歴も豊富なリーピーの制作実績を、ぜひご覧ください。