2023.01.03 - Tue
年賀状2023|「兎の上り坂」となる1年のはじまり
「兎の上り坂」…自分の得意な場所で持ち前の力を振るい、物事が早く進むという意味
皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
新年のご挨拶とともに、2023年の株式会社リーピーについてお話させていただきます。
Web制作会社から「デザイン」と「デジタル」によるマーケティング&ブランディング支援会社へ
今年よりWebサイト制作領域を超え、ブランディングの第一歩となるさまざまなツール制作も支援して参ります。
具体的には弊社がデザインしたWebサイトを起点に、ロゴ、会社パンフレット、採用パンフレット、名刺、封筒、リーフレット、Zoom背景まで、ありとあらゆる顧客接点の場面における企業イメージの統一感を図るツールの制作を行って参ります。たとえば建築業界であれば、足場の養生幕からヘルメットのデザインまで印刷が関わるものであれば、すべて対応いたします。
地方はそもそもの人口が少ないため、すべての業界においてマーケットサイズが小さいことが課題です。
そのため1回の顧客接点における重要性が高く、成約率を高めるためにはサービス・商品開発や営業力だけではなく、そもそもの企業ブランディングを高めなければいけないと感じております。
これまでのWeb制作サービスはさらに戦略面、デザイン面、技術面すべてのレベルを上げ、都心のWeb制作会社よりも安価な金額で品質の高いWebサイトをご提供して参ります。それに加え、ブランディングツールの制作の支援を行います。それに加え、デジタルマーケティング領域を地方企業1社1社で手掛けるのはあまりにも非効率なため、弊社がBPOとして支援するサービスも始めていきます。Web制作の範囲を超え、地方マーケットに合ったマーケティング&ブランディング支援会社として成長いたします。
採用領域での支援拡大
地方の人口が増えることは、その街の未来にとって大きな意味があります。 採用支援においては下記サービスにおける支援を展開いたします。
移住を伴う遠方からの採用支援
弊社が特に増やしていくたいことが「移住採用」の支援です。弊社ビジョンにもある 「地方のおもしろい未来」の定義は「その町で暮らしたい人々が、自分らしく過ごす毎日」を創り出すことだと考えております。就職先が無くて、通勤時間が1時間以上かかる都市部に就職する人、地方から都会に出てUターンしたいが仕事が無いことを理由になかなか戻れない人。理想の暮らしを考えた場合、本当は別の選択肢を持ちたい人はそれなりにいると感じています。そういった方々に適切な仕事を紹介していく意味は大きいと考えております。
また企業サイドから見ても、地方のこれからを考えると、地元から地元の地方採用、都市部から地方への移住採用が必須だと考えています。来年度から移住支援金の増額が決定しており、現在は1世帯が移住する場合、100万円以内の支援金に加え、帯同する子ども1人当たり最大30万円を加算しているところが、金額は自治体によって異なりますが、子どもが1人いる世帯では最大130万円を支給しているところが200万円になります。国の支援が増える中、民間の立場からも移住促進を手掛けたいと考えております。
幹部候補に特化した人材紹介(リーダー 〜 役員ポジションの採用支援)
弊社の人材紹介ではリクルート、マイナビ、Doda、日経など大手人材会社の人材データベースを活用しております。
弊社も一昨年、半年間だけ企業自身が転職希望者の人材データベースを覗き、スカウトメールを配信するやり方を試しましたが、あまりにも非効率だと感じております。比較的、人材とITに強い弊社でも苦戦する手法なのに、採用ノウハウも採用にかける時間も無い企業がやみくもにスカウトメールを送ってもたいした反応が無く、途中でサービスを解約し、投資が無駄になったと聞くケースも増えています。
それであれば、専門性のある企業に採用業務(スカウトメール配信等)の代行を依頼し、エージェントのフィルタがかかった人物と面接できる人材紹介サービスは地方マーケットの採用手法として最も適していると考えております。その中でも、地方は幹部クラスの求人に苦戦しています。それもそのはず、ある程度のポジションの人は同商圏の同業への転職はさまざまな理由から移りづらいのが地方の実情です。だからこそ、こちらから声をかけるスカウト型でエージェントが間に入る採用手法を活用しなければ、即戦力の幹部クラスの採用は実現しないと考えております。
メンバー 〜 リーダークラスの採用支援
専門性の高い職種であれば、人材紹介でしか採れない現実がありますが、メンバー~リーダークラスに関しては人材紹介以外でも採用できる可能性があります。
現在または過去に求人広告を利用されているお客様に対しては、求める人物像とエリアなどを考慮した最適な求人広告のプランニングをし、求人広告の出稿まで対応できるようになりました。マイナビ転職、doda、イーキャリア、typeなど複数の求人広告媒体の取り扱いを開始いたしましたので、求人広告による採用活動をされている企業様はぜひ一度、ご相談ください。
弊社では、世の中の転職マーケットにおいてご希望とされる人材がどれくらい存在するのか、お客様の対象とする人材の市場感もお伝えする採用相談を実施しております。欲しいと思う人材がそもそも転職マーケットに皆無であれば、探す労力と時間をかけ続けること自体が誤った経営判断になってしまいます。そうならないためにも、これからの企業成長に対して、どのような採用方針で考えることがもっとも企業成長につながるのか。人口の少ない地方マーケットで勝ち残るための最適な採用活動を支援いたします。
自分達が地方でもっともおもしろい会社になる
弊社のビジョンは「地方の未来をおもしろくする」です。このビジョンを突き詰めていった際に気がついたことは、「自分達がおもしろい会社になること自体が、地方創生なのではないか?」ということです。
これからの日本を考えると、政府が地方移住支援を拡充させようとしているように、地方の人口を増やし、地方経済を良くしていかないといけません。そのためにも地方の雇用を増やさなければ、移住者は増えません。雇用を増やすためには、業績を伸ばさないといけません。業績を伸ばすためには、商品の付加価値を高め、それを適切にマーケティングし、販売につなげていかなければいけません。
つまり、そういったことができる「人」を増やさなければならず、自社に合った人材が定着し、集まる会社にならなければいけません。そのためには、魅力ある会社となり、人を惹きつけるミッション、ビジョンが必要です。
そういった好循環をつくる上で、弊社がモデルケースとなり、切磋琢磨できる会社が増えなければいけないと考えています。
まずは弊社自身が、もっとおもしろい会社に。
2023年は会社自体をさらにアップデートさせていきます。
またFacebookに投稿した内容ですが、毎年、干支について調べていますので、今年の干支も見てみます。
2023年の干支「癸卯(みずのと・う)」
「癸」が持つ意味は「物事の終わりと始まり」、「卯」はもともと「茂」という字が由来ですので「春の訪れを感じる(冬の門が開き、飛び出る)」という意味があるそうです。
つまり成長に向けてさまざまなことが始まる年。わかりやすいところでは、コロナの扱いは5類扱いになり大きく変わると思います。この組み合わせである「癸卯」は「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった意味になるとのことです。
同じ癸卯の60年前の1963年は鉄腕アトムや鉄人28号のTV放送が開始された年で、NHKの大河ドラマが始まったのもこの年です。コンテンツ面で時代が変わりゆくタイミングだったのかなと思います。
今の時代に置き換えるなら、AIの一般化が広まるタイミングのような気がしています。Web3.0全体はそもそもまだ怪しい感じなのでそちらは思ったよりも広がらず、AIの実用化の方が先に浸透すると考えています。
また、ことわざに「兎の上り坂」とありますが、意味は「自分の得意な場所で持ち前の力を振るい、物事が早く進む」です。弊社は2022年6月より人材紹介事業を展開しておりますが、2023年は私自身、人材紹介事業の比重を高め、未来の成長事業にするための礎を築きたいと考えております。特に「地方転職」・「移住転職」を中心に手がけたいと考えており、「地方のハイクラス求人と言えば、リーピー」と言われるようになることを目指しております。
自分自身が岐阜へのIターン移住者であり、社会人で人材紹介も経験しており、東京から地方に移住し10年経ちました。この自分だからこその得意な分野で、新しい人材紹介ビジネスを展開して参ります。
最後に、卯年であるということは兎が飛び跳ねる様子から「飛躍の一年」を意味するそうです。弊社の会社名「leapy(リーピー)」は「飛躍・跳躍・心躍る」を意味する「leap」から来ています。お取引を通じてお客様の飛躍に貢献し、心躍る体験をしていただきたい。
そのような想いを込めた社名の株式会社リーピーも、今年2023年に10周年を迎えます。
丸10年経ち2023年4月に入社をする新卒5名を合わせ、総勢52名の体制になります。これまで以上にお客様に貢献できるよう、一致団結し、より一層の精進を重ねて参る所存でございます。
「地方の未来をおもしろくする」。
このビジョン実現に向けて2023年も社員一丸となり、日々お客様に貢献できるよう邁進して参りますので、皆さま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社リーピー 代表取締役 川口 聡
ミッション
可能性をひらくデザインで
しあわせな毎日をつくる
クリエイティブ、コピーライティング、テクノロジー、コンサルティング…
お客様の可能性をひらく方法はたくさんありますが、
私たちはそれらすべてを、 “デザイン”と定義しています。
まだ、お客様自身でも“気づいていない価値”をデザインし、
人々の感じ方を変え、行動を変え、ときには常識まで変えていく。
そうして、お客様と関わるすべてのみなさんに、
しあわせな毎日をつくることが、私たちの使命だと考えています。
ビジョン
地方の未来をおもしろくする
地方にはそこにしかない技術を持つ、個性あふれる企業がたくさんある。
地方には守るべきカルチャーや、知る人ぞ知る観光資源もあふれている。
これほど“ある”のに、なぜ気づかれていないのだろう…。
企業が成長すれば雇用が生まれ、まちが活気を取り戻し、若者の行動も変わるはず。
地方にこの好循環を生み出すためには、“デザイン”と“デジタル(DX)”が圧倒的に不足しています。
リーピーは、さらなる発展をめざす地方企業と豊かなまちづくりに取り組む自治体に
“デザイン”と“デジタル(DX)”領域で支援し、地方の未来をもっとおもしろくしていきます。
バリュー
リーピープライド
リーピーメンバーは「Leapy Pride」を基準に行動することをお客様に約束します。
まだ、誰も見つけていない提案をする。
可能性は、すでにお客様のそばに落ちているかもしれません。
それが日常となることで、本来の魅力や真の価値があるにもかかわらず見過ごされていることがあります。
私たちはそうした、誰も気づいていないあたらしい可能性を見つけだし提案します。
共有から、共通の価値を生み出す。
リーピーではプロジェクトごとに“チーム”をつくります。
私たちとお客様も、もちろん“一つのチーム”です。
チームで関わっていく一人ひとりのアイデアを共有し、
ゴールにむかう“共通の価値”を生みだしていくことを大切にします。
常に、自分と組織をアップデートする。
私たちは、お客様に価値を提供するために、
あたらしい知識、技術の研鑽に努めます。
提供するサービスやクオリティ、ときには組織のあり方を変え、
常に自分と組織をアップデートして、お客様の可能性をひらきます。
リーピースタンス
リーピーメンバーは「Leapy Stance」を基準にした組織内での行動を心がけます。
日常から、創造性をマージする。
なにげなく歩く道も、ポケットに入っているスマートフォンも、
誰かの思考から始まり完成しているものです。
日常を“誰かの創造の集合体”として捉えるなら、
私たちは、普段から学ぶ姿勢を持ちつづけなければいけません。
そして、そこから得たあたらしい思考とこれまでの思考をマージさせ、別の創造を生む。
それが価値ある仕事だと考えています。
変化をたのしみ、次の変化を起こす。
社会に新しい価値を提供するためには、
私たち自身もまた常に変化しなければなりません。
その早い変化を楽しみながら、次は自分が起点となり、
変化を起こしていく側になる。
日々の“カイゼン”に取り組み、たとえ1歩ずつでも組織を前進させる集団、
それが私たちリーピーのメンバーです。
自分の人生は、自分でデザインする。
デザインは、かかる時間とアウトプットのクオリティーが比例しません。
そのため創造性を最大限に発揮できる環境こそ、
いい仕事を生みだす前提条件だと考えます。
“デザイン”を生業にする私たちは、時間も場所も自分で選び、
自分自身の生き方まで創りだす、デザイナーです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。