NPO法人G-net 代表理事 南田修司 様
数多くのメディア掲載に繋がり、大幅な知名度向上

法人名 | NPO法人G-net |
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設立 | 2001年 |
所在地 | 〒500-8844 岐阜県岐阜市吉野町6-2ブラザービル2階 |
従業員数 | 〜50名 |
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事業内容 | 社会教育、まちづくり 等 |
Webサイト |
https://furusatokengyo.jp/ |
Leapy's Works

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「街づくり」と「人づくり」を軸に、挑戦する人々を伴走し、自らも挑戦し続けるNPO法人G-net。今回は、代表理事の南田修司様に、「ふるさと兼業」の誕生秘話、今後の展望、そしてリーピーとのWebサイト制作について、熱く語っていただきました。
(インタビュー実施日:2019年2月)
G-netの歩み:地域を元気にする「実践型インターンシップ」と「ミギウデ」
ーーNPO法人G-net様の事業内容について教えてください。
G-netは2001年に創業し、今年で18年目を迎えます。「岐阜の街を元気にしたい」という想いからスタートし、当初はお祭りやフリーペーパーの発行など、地域を盛り上げるための様々な活動に取り組んできました。
現在は、「街づくり」と「人づくり」に焦点を当て、特に15年前から力を入れているのが「実践型インターンシップ」です。これは、大学生が地域に飛び込み、衰退している地場産業をV字回復させるような、チャレンジしている経営者のもとで「逆境を跳ね返す」経験を積むというものです。
ーー「実践型インターンシップ」以外には、どのような事業を展開されているのでしょうか?
6年前からは、「ミギウデ」という事業を開始しました。これは、「就職したい」とか、「地域の面白い会社を探している」という若者たちと、次世代を担う幹部人材、つまり「右腕」となる人材を求めている企業とを繋ぐ事業です。これまで、G-netは「実践型インターンシップ」と「ミギウデ」という二本柱で事業を展開してきました。
「ふるさと兼業」誕生:社会人の新しい働き方を提案
ーー「ふるさと兼業」は、どのようにして生まれたのでしょうか?
「ふるさと兼業」は、社会人の兼業やプロボノ(社会人が自らの知識やスキルを生かして参加する社会貢献活動)を推進するための、3本目の柱となる事業です。
元々、長期インターンシップで大学生が地域で活躍している姿を見て、「社会人にもできるはずだ」と考えたのがきっかけです。学生と社会人の違いは、「時間があるか、ないか」と「ビジネス経験があるか、ないか」。社会人はビジネス経験は豊富ですが、時間がない。しかし、そこは設計次第で解決できるのではないかと考え、社会人のインターンシップや兼業を始めることにしました。
そして2年前、リーピーさんにWebサイトを制作していただき、2018年9月に「ふるさと兼業」という兼業マッチングプラットフォームをオープンしました。
G-netの進化:企業フェーズに合わせた人材ソリューションを提供
ーー今後、G-netはどのように進化していくのでしょうか?
今後は、大きく考え方を変えていこうと思っています。大学生と社会人という区別をする必要がなくなり、様々なものが「混ざり合っていく」時代になると考えています。
例えば、社会人でもインターンシップをしたり、空いた時間で地域に貢献したいと考えている人がいます。一方で、大学生でも起業したりする人がいる。そうすると、社会人とか大学生とか、どんどん区別が曖昧になり、分けること自体が意味をなさなくなる。
ですから、私たちもインターン、就職支援、兼業マッチングと、個別で考えるのではなく、企業のフェーズに合わせた人材ソリューションを提案できるコーディネート組織になっていきたいと考えています。学生や若者たちのニーズに合わせた機会設計、つまり「関わり方」の提案ができる「伴走サービス」のようなイメージですね。
「伴走」:G-netの強みとこだわり
ーー「伴走」というキーワードは、G-netさんにとって非常に重要なのですね。
そうですね。G-netがやっていることは、結局、プロジェクトを設計して、マッチングして、伴走することです。
マッチングだけなら、他にも多くの団体がやっています。しかし、設計から入り、その後に伴走までできる団体は少ない。だからこそ、設計と伴走ができるというのは、私たちの大きな強みです。そして、経営課題に対して、各サービスやソリューションに落とし込んでいく。これができるというのも強みですし、何よりも大切にしたい部分です。
全国ネットワーク構想:コンセプトで繋がる仲間たち
ーー今後は、全国展開も視野に入れているのでしょうか?
基本的には、この岐阜エリアを拠点に活動していくつもりです。ただ、「ふるさと兼業」は全国をカバーしている取り組みなので、各地のことは、それぞれの地域でG-netのような活動をしている団体と連携しながら、大きくしていければと思っています。
今の世の中は、良くも悪くも「トレンド至上主義化・話題至上主義化」していると感じています。本質があるかどうかよりも、話題性があることが優先され、まず人を集め、お金を集める。そういう風潮の中で、岐阜だけではインパクトが小さい。
「ふるさと兼業」というサービス自体は、全国をカバーしています。ですから、当たり前のように、どの町の人々も、どこにいても、自分の好きな人や好きな街、好きなテーマに関わることができる。そういうプラットフォームの中で、自分の魅力を発揮できることが重要だと考えています。ですから、全国展開というよりも、同じようなコンセプトで活動している人たちが全国に増えていってほしい。大企業ではなく、コンセプトで連結している、資本関係のない大企業のようなネットワークを作りたいと考えています。
ーー全国で、同じような志を持つ人々との繋がりは生まれているのでしょうか?
はい、生まれています。今は、自分たちだけで町を元気にするのではなく、元気にしようと挑戦する人を増やしたい。「ひとづくり」に焦点を当てています。「ふるさと兼業」でも、現在9地域10団体と連携しており、他にも3地域ほど連携が決まっています。連携の相談もたくさんいただいています。
ただ、資本関係がないということは、お互いの信頼関係が何よりも重要です。その中でも、岐阜はプロジェクトがしっかりと設計されており、伴走までしている。例えば、兼業でも2年、3年と経った時に、受け入れ体制が整っており、面白い仕事を生み出す事業者が、岐阜に突出して多い。そうなれば、様々な地域から多様な社会人が飛び込んできて、さらに面白いことが生まれる。そして、学生などの若者も集まってくる。そういう状況を生み出していきたいですね。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
きっかけは一人の女性の悩み:「ふるさと兼業」誕生の背景
ーー「ふるさと兼業」を始めようと思った、具体的なきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、青森出身で、当時東京の大手人材紹介会社で働いていた20代の女性との出会いでした。
彼女と仕事をする機会があり、その時に「青森に帰るか帰らないかで、3年も悩んでいる」と打ち明けられたんです。「ずっとモヤモヤしたまま、給料が下がるのは仕方ない。でも、今の仕事は面白いし、良い仲間と仕事ができている。しかし、青森でどんな仕事ができるのか、素敵な人たちに出会えるのか分からない。新しい出発点だと考えると、なかなか踏み切れない…」と。
それを聞いて、「すごくもったいない!」と感じました。そして、様々な人たちと出会う中で、同じような悩みを抱えている人がたくさんいることに気づいたんです。必ずしも、お金をもらわないと活動できないわけではない。こういう人たちの力を活かすことは、地域にとって非常に重要です。そして、そういう機会を彼らが持てることは、彼ら自身の幸せにも繋がる。個人の幸せと地域への貢献、この両方が重要だと考えた時に、「ふるさと兼業」というスキームを思いつきました。
リーピーとの出会い:共感とスピード感、そして挑戦する姿勢
ーーリーピーにWebサイト制作を依頼した理由を教えていただけますか?
1つ目は、シンプルに「相談しやすい」ということです。単に「こうしてほしい」という要望だけでなく、「こういうふうに考えているんだけど、どう思う?」というような、依頼ではない、漠然とした課題感を伝えるだけで、親身になって対応してくれる。
2つ目は、そういう相談ができるということは、Webサイトの仕様の話だけではなく、「どこを目指してサイトを作るのか?」といった、目的や意図など、もっと上位のレイヤーの議論ができるということです。それを、スピード感を持って相談できるのが、非常に大きなポイントでした。
3つ目は、リーピーさんが「分かりやすく、チャレンジしているのが見えてくる」ということです。新しいことをどんどん仕掛けていったり、メッセージを発信したりと、常に挑戦している。その根底にあるマインドが、私たちG-netが地域に対して抱いている違和感と共通する部分があるんです。そういう共感できる部分があるというのも、大きかったですね。
Webサイト制作の現場:スピーディーな対応と的確な提案
ーー実際にWebサイト制作を進める上での、リーピーとのやり取りはいかがでしたか?
私たちも、思いついたアイデアをすぐに送ってしまうことがあるのですが、それに対してもスピーディーに対応していただき、本当に感謝しています。その上で、私たちの想いにフィットする提案をしてくださるので、全く問題を感じていません。
例えば、「ふるさと兼業」は、周りからの反響も非常に大きく、「こういうのを探していました!」という声をよくいただきます。先日、NHKで取り上げられた際には、ある自治体から電話があり、知事が番組を見て「やられた!」とおっしゃっていたそうです。私たちが大切にしたいメッセージが、しっかりと表現されている。本当にありがたいと思っています。
Webサイトの成果:メディア露出と知名度向上、そして新たな繋がり
ーーWebサイト完成後の成果について、具体的に教えていただけますか?
Webサイトをオープンしてからは、目立った広告は打っていません。TwitterやFacebook、あとはオフラインのイベントくらいしかやっていないのですが、今の段階で約30件のプロジェクトに対して、9割のエントリーが来ています。(取材日はサイトオープンの6ヶ月後)
ーーWebサイト制作後、メディア露出にも繋がっていると伺いました。
はい。NHKをはじめ、主要な新聞など、多くのメディアに取り上げていただいています。新たな取材の問い合わせも日々届いていますし、お会いしたことがない方がメディアで紹介してくださったりもしています。
ーーG-netさん自体の知名度も上がったのではないでしょうか?
相乗効果という意味では、G-netに関わる社会人がぐっと増えました。「G-netは面白いことをしている」と認知されるようになり、連携したいという声も多くいただいています。大手企業など、これまであまり縁がなかった企業との仕事も増えてきました。
ーーWebサイト開設の「前」と「後」で、何か変化は感じますか?
レバレッジが効いた感じがありますね。知名度がぐっと上がったので、G-netは新しい考え方や、今まさにトレンドになりつつあることにどんどんチャレンジしている、というイメージが定着しつつあります。それに合わせてイベントなども開催しているので、これまで積み上げてきた「インターンシップ」や「ミギウデ」との相乗効果も生まれています。新しいものと積み上げてきたもの、この繋がりが強みとなり、連携相談や講演依頼なども3倍近くに増えました。
費用対効果:すでにペイ、そして今後の可能性
ーーWebサイト制作料金に対するリターンという意味では、いかがでしょうか?
事業としては開始して半年ですが、事業単体だけでなく、それ以外のPR効果や連携の話が増えたことを考えると、すでにペイしています。今までだったら、一部を手伝うという形での連携が多く、ある意味で「下請け的」な立場だったのですが、Webサイトをオープンしてからは、対等なパートナーとして連携したいという相談が増えてきました。
地域×兼業という領域では、着実に実績と事例を積み上げることができており、踏み込んだコーディネートまでできている取り組みとしては数少ない。ですから、しっかりと取り組んでいけば、もっと伸ばせると考えています。
検討中の方へメッセージ:経営課題をWebで解決するパートナー
ーーこれからリーピーにWebサイト制作を依頼しようと考えている方へ、メッセージをお願いします。
技術的に何ができる、何ができない、という話はもちろん重要ですが、それ以前に「何のためにサイトを作るのか」という目的の整理から、一緒に行ってくれるのがリーピーさんの強みです。
ですから、「ホームページを作りたい」という相談よりも、「経営課題を解決したい」という問題に対して、Webという側面から解決策を提案してくれる。そういう経営的な相談ができ、一緒にWebサイトを作り上げていけるのが、リーピーさんの魅力だと思います。
ーー漠然とした相談でも大丈夫、ということでしょうか?
そうです、そうです!もしかしたら、Webの相談じゃなくてもいいかもしれないですね(笑)。解決したい課題があるとか、やってみたいことがあるけど、どうすればいいか分からない、というタイミングで相談すると、Webでできること、できないことを含めて、設計から入っていける。だから、安心して背中を預けやすいと思います。
技術や仕様の話だけだと、どうしてもスピードや価格の話になってしまいがちです。しかし、リーピーさんは、良い意味で依存しやすいというか、前段階の背景や想いを共有できる。暗黙知が多い、と言えばいいのでしょうか。説明しなくても、分かってもらえている部分が多い。
他社とWebサイトを制作したこともありますが、いつもモヤモヤした気持ちが残っていました。それはなぜかというと、事業の中身について触れてくれるところが、ほとんどないからです。「できました。デザインはどうですか?文字の修正はありますか?」という感じで。
でも、リーピーさんは「ふるさと兼業」というものに対して、「良いですね!」「素敵です!」「めっちゃ共感しました!」と言いながら、一緒に取り組んでくれました。かけているお金は変わらないのに、片方は共感してくれて、結果的に出来上がる品質も上乗せしてくれていると感じています。それは、本当に素晴らしいことだと思います。
どういう社会を作りたいのか、どういう動きを作りたいのか。そういう想いを共有し、共感ベースでWebサイトが生まれていく。これは、非常に大きな違いだと感じています。
まとめ
「ふるさと兼業」を通じて、地域と個人の幸せを繋ぐG-netの挑戦。そして、その想いを形にするリーピーとのパートナーシップ。今回のインタビューを通じて、Webサイト制作は単なる技術的な作業ではなく、共に未来を創造していくための、熱い想いの交換の場であることを改めて感じることができました。
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