NPO法人G-net 代表理事 南田修司 様
数多くのメディア掲載に繋がり、大幅な知名度向上
法人名 | NPO法人G-net |
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設立 | 2001年 |
所在地 | 〒500-8844 岐阜県岐阜市吉野町6-2ブラザービル2階 |
従業員数 | 〜50名 |
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事業内容 | 社会教育、まちづくり 等 |
Webサイト |
https://furusatokengyo.jp/ |
Leapy's Works
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「多くのメディアに取り上げられる中で、下請けとしてでなく、対等なパートナーとしての連携相談が全国から入ってくる…。」 2018年9月に「ふるさと兼業」というWebサイトをリーピーが制作し、オープン。その後、事業展開のスピードと幅が広がったと語る、NPO法人G-net・代表理事の南田修司様にお話を伺いました。
「街づくり」と「人づくり」に取り組む、挑戦する人に対して伴走し、自らも挑戦する、今全国で注目されているNPO
G-net(ジーネット)様の事業について、お聞かせください。特に、2018年9月にリリースされた「ふるさと兼業」のお話はお伺いしたいと、楽しみにしてきました。
まず、G-netは創業18年目、2001年創業のNPO法人です。G-netの「G」は岐阜のGなんですけど、「岐阜の街を元気にしたい」と立ち上がって、最初の頃はお祭りやったり、フリーペーパーを出したり、「チャレンジしてる人をこの街に呼んで、そこに若者が集まってきて、街が盛り上がる」ということを考えていたんですけど、今は「街づくり」や「人づくり」に焦点を当てています。結局、人がいないと街ができてこないので、15年前から大学生が地域に飛び込む、もっと言うと、チャレンジしてる人の下で「逆境を跳ね返す」みたいな、そういう経験を積めないだろうか、ということで、衰退してる地場産業をV字回復させるような、もしくはチャレンジしているような経営者のもとに弟子入りするような「実践型インターンシップ」をやっています。
以来15年間、若者と地域を繋ぎながら、若者の育成を、その一方で産業そのものを元気にする、地域産業の活性化を目的に事業を行っています。そして、6年前から「ミギウデ」という事業を開始しました。「就職したい」とか、「地域の面白い会社探してます」という人たちが増えているので、そういう人たちをつなげる、しかも、欲しいのは単なる人材じゃなくて、次の時代を支えてくれる、幹部と言える人材が欲しい、つまり「右腕」としてつなげていく事業です。これまでは、この二本柱で事業をやってきました。
その後に「ふるさと兼業」の開始でしょうか?
そうですね。3本目の柱とし、動かしているのですが、社会人の兼業とかプロボノ(社会人が自らの知識やスキルを生かして参加する社会貢献活動)というものです。元々長期インターンシップで大学生がやっていたので、社会人もできるはず、という考えから開始しました。学生と違うのは「時間があるか、ないか」、「ビジネス経験があるか、ないか」です。学生はビジネス経験はないけれど、社会人はビジネス経験がある。でも、時間がない。ただそれも、設計次第でやれるんじゃないか?と、社会人のインターンシップとか、社会人の兼業を始めようと思ったのが2年前です。今はリーピーさんにWebサイトを作ってもらって、2018年9月に「ふるさと兼業」という、兼業のマッチングプラットフォームを作りました。
今後はどのような点を強めていこうとお考えでしょうか?
強めていくというより、大きく考え方を変えていこう、と思っています。漠然とした言い方ですが、いろんなものが「混ざり合っていくな」と考えているんですよ。大学生と社会人という区別をする必要がなくなってきた気がするんです。例えば、社会人でもインターンシップするし、空いた時間で何か貢献したいと考えている人もいる。大学生でも自分で起業したりする人もいるわけで。そうすると社会人とか大学生とか、どんどん混じり合っていって、分けることがバカバカしい、そんな時代が来るんじゃないかと思っています。なので、僕らもインターン、就職支援、兼業マッチングと、個別で考えるのではなくて、企業フェーズに合わせた人材ソリューションを提案できるコーディネート組織になっていくつもりです。学生・若者達のニーズに合わせた機会設計ができる、要は「関わり方」の提案ができる「伴走サービス」のようなイメージに変えていきたいと考えています。
昔から「伴走」というキーワードは、G-netさんの中では大事なキーワードとされている印象がありますね。
そうですね。要は、G-netがやっていることは結局、プロジェクトを設計してマッチングして伴走することです。マッチングする人はいっぱいいます。でも、設計側から入る人はいない。それでいて、その後に伴走する人もいない。だから、設計と伴走ができるというのは我々のすごい強みです。それも、経営課題に対して、各サービス・ソリューションに落とし込んでいく。ここができるというのが強みですし、やっぱり大事にしたいところです。
目指すは、「コンセプトで繋がる全国規模のネットワーク」
今後は全国展開もお考えですか?
基本的にはこの岐阜エリアから変わるつもりはあまりないです。ただ、「ふるさと兼業」は全国をカバーしている取り組みなので、各地のことは各地域のG-netのようなところと連携しながら大きくなればと思っています。それは、シンプルに世の中が良くも悪くも「トレンド至上主義化・話題至上主義化」していると思っていて、本質があるかどうかより、話題があることが先にあって、まず人を集めて、金を集める。そういう広がりの中で、岐阜だけだと、インパクトは少ないと考えています。
サービスそのものは「ふるさと兼業」で全国カバーしているので、当たり前にどの町の人々も、どこにいても自分の好きな人や好きな街、好きなテーマに関われるというプラットフォームの中で、自分の魅力を出せるということが大事だと思っています。だから、全国展開というより、同じようなコンセプトで動いている人たちが全国に増えていって欲しいと思っているんです。大企業ではなくて、コンセプトで連結している、資本関係のない大企業のようなネットワークを作りたいなと思っています。
全国で同じような取り組みや同じような考え方を持っていらしゃる人が繋がってきているんですか?
そうですね。今は自分達が町を元気にするというだけでなく、元気にしようと挑戦する人を増やしたいと考えていて、「ひとづくり」に焦点を当てています。「ふるさと兼業」でも9地域10団体、他に決まっているところが3地域くらいあって、連携の話も色々ともらっています。ただ、その資本関係がないということは、お互いが信頼で成り立つということなので、その中でも岐阜はちゃんと設計されていて、伴走までしている。例えば、兼業なんかでも2年3年経った時に、明らかに受け入れがちゃんとできる、しかも、面白い仕事を生み出す事業者が岐阜だけ突出して多いみたいになるといいなと考えています。それで、色んな所から、多様な社会人が飛び込んでくるとまた面白いことが生まれるし、さらに学生などの若者が集ってくるような状況を生み出していきたいと考えてますね。
そういったキッカケはどういうことからだったんですか?
もともと、「ふるさと兼業」を始めようと思ったキッカケは、青森出身で当時東京の大手人材紹介会社で働く20代の女性の方だったんです。彼女と仕事する機会があって、その時に「青森に帰るか帰らないかで、三年も悩んでいる。ずっとモヤモヤしたまま給与が下がるのは仕方ない。でも今の仕事は面白い。良い仲間と仕事ができている。けれど、青森ではどんな仕事ができるかわからない、そこに素敵な人達がいるかもわからない。しかも、です…」と。なぜ悩むのかを聞いたら、「新しい出発点だと考えたら、踏み切れない…」と。
それを聞いて、「めっちゃ、もったいないやん!」と思ったんです。そして、色んな人に出会う中で、同じような悩みを持つ人がたくさんいることがわかってきたんですよね。 必ずしも、お金もらわないとやりませんということではない気がしていて。こういう人がいっぱいいるなら、彼らの力を活かすことは、地域にとって大事だし、一方でそういう活かせる機会を彼らが持てるということは、彼らにとっても大事だろうと。だから、個人の幸せと地域への貢献、この両方が重要だと思った時に、「ふるさと兼業」のスキームを考えました。
冒頭の「街づくり」や「人づくり」に繋がってきますね。 よろしければ、当社にご依頼をいただいた理由もお聞かせいただけますか?
1つ目は、シンプルに「相談しやすい」ということです。それも、こうして欲しいと思っていることだけじゃなくて、「こういうふうに思ってみたけど、どう思う?」というような、依頼じゃなく、単なる課題感を伝えるだけで、対応してくれるというところです。
2つ目は、その話ができるということは、Webサイトの仕様の話をしているのではなくて、「どこを目指してサイトを作るのか?」といった意図や目的のような、もっと上の部分の議論をさせてもらえることは結構大きいですね。それを、スピード感を持って、相談していけるのが大きなポイントです。3つ目がリーピーさんは「わかりやすく、チャレンジしているのが見えてくる」っていうんですかね。新しいことをどんどん仕掛けていったりとか、メッセージを出していたりとか、常に挑戦というか、根底にあるマインドみたいな、、、それこそ僕らが地域に対して違和感を持つのと同じような感覚なんです。それがまた結構、共感しているんですよ。そういう重なる部分があるところも大きいです。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
メディア露出が急激に増え、今や全国から注目をされる「ふるさと兼業」という新しいカタチ
実際に制作を進める上でのやり取りや、リーピーのWebの知識、スキルに関してはいかがでしたか?
僕らも思い立ったら、アイデアを送ってしまうこともあるので、それに対しても、スピーディーにご対応いただいている点は本当に感謝しています。その上で、フィットする提案をもらっているなと感じますので、全然問題は感じていません。例えば、「ふるさと兼業」は周りからの反響もたくさんいただいているんですが、「こういうのを探してました!」という声もよくいただくんです。先日NHKで取り上げられた時も、ある自治体から電話があって、知事が見てたみたいなんですけど、「やられた!」と知事が言ってたと。そういう大事にしたいメッセージがちゃんと表現してもらえているし、すごくありがたいな、と思っています。
実際のWebサイトの成果としてはいかがですか?
オープンしてからは目立った広告は打っておらず、twitterやfacebook、あとはオフラインのイベントくらいしかやってないんですけど、今の段階で約30件のプロジェクトに9割のエントリーが来ています。 (取材日はサイトオープンの6ヶ月後)
Webサイトを制作してから、メディア露出にも繋がっていると伺いました。
そうですね。NHKをはじめ、主要な新聞などメディアにも取り上げてもらえていると思います。新たな取材問い合わせも日々届いているし、お会いしたことがない方がメディアで紹介してくれていたりもします。
G-netさん自体の知名度も上がったのではないでしょうか?
相乗効果っていう意味では、G-netに関わる社会人がぐっと増えました。G-netはおもしろいことしてると認知されてきました。連携したいという話も多いですし、大手企業などこれまであまり縁のなかったところとの仕事も増えてきています。
Webサイトの開設「前・後」での違いは感じますか?
レバレッジが効いた感じがあります。知名度がぐっと上がったので、G-netは新しい考え方だったり、今トレンドになりつつあるところをどんどんチャレンジしていて、それに合わせて、イベントも打つので、これまで積み上げてきた「インターンシップ」と「ミギウデ」との相乗効果が出てきています。新しいものと積み上げたもの、このつながりが強みにもなっていて、連携相談や講演依頼なども3倍近くまで増えています。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
リーピーの良さは共感して取り組んでくれるところ。 それと、固まっていないアイデアに対しても気軽に相談できるところ。もはや、それがWebじゃなくても。
制作料金に対してのリターンという意味ではいかがでしょうか?
事業としては開始して半年ですが、事業単体だけではなく、それ以外のPRや連携などのお話が増えたことを考えると、もうすでにペイしています。今までだったら、一部を手伝う形の連携が多く、ある意味で「下請け的」だったんですけど、webサイトをオープンしてからは、パートナーとして組みたいという相談が増えてきました。地域×兼業という領域では、着実に実績と事例を積み上げることができていて、また踏み込んだコーディネートまで出来ている取り組みとしては数少ないので、ちゃんとやっていけば、もっと伸ばせると考えています。
今後、リーピーを検討される方に対して、一言お願いします。
技術的に何ができる、何ができないという話は、もちろんなんですけど、それ以前に何のためにサイトを作るのかといった整理からしていただいています。だから、「ホームページを作りたい」という相談よりは「経営課題を解決したい」っていう問題に対し、Webの側面から解決する、そのような経営的な相談ができて、Webサイトを一緒に作り上げていけるのが、リーピーさんの強みだと思います。
ふわっとしててもいいから、「まずはリーピーに聞いてみたら」ということですか?
そうです、そうです。もしかしたら、Webの相談じゃなくてもいいかもしれないですね(笑)
解決したい課題があるとか、やってみたいけど、どうしようっていうタイミングで相談されると、Webでできること、できないことを含めて、設計から入っていけると、背中を預けやすい気がしますね。技術と仕様の話だけだったら、スピードとか価格の話にしかならないじゃないですか。良い意味で、依存しやすいというか、前段階の背景とかを話し合って、共有できるから、暗黙知が多いということなのかな。それは多い気がしますね。説明しなくても、わかってもらえているところが一定数ある。他社と制作したこともありますけど、いつも、モヤっとするんです。それはなんでかというと、事業の中身について触れてくれるところって、まず無いんですよ。「できました。デザインについてどうですか?文字について、何か修正ありますか?」という感じで。
でも、「ふるさと兼業」というものに対して、「良いですね!」って、リーピーさんは言ってくれるんですよ。「素敵です!」とか「めっちゃ共感しました!」とか言いながらやってくれました。かけてるお金は変わらないのに、片方は共感してくれて、だから結果的には、出来上がる品質の面でも上乗せしてくれてるなと感じています。それってすごく素敵だなと思っていて。どういう社会を作りたいか、とか、どういう動きを作りたいか、とか。そういう意味で、共感ベースで、Webが生まれていってるんですよね。「それ、あったらいいですよね!」とか。そこは大きい気がしています。
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