株式会社津田工業 津田義久 様
メディアからの取材が増え、大手企業との取引につながっています。
法人名 | 株式会社津田工業 |
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設立 | 昭和64年1月(創業は昭和38年) |
所在地 | 〒504-0957 岐阜県各務原市金属団地80-4 |
従業員数 | 5名 |
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事業内容 | エレベーター・エスカレーター・配電盤・空調機器・熱交換器・部品制作・LED街路灯板金部品 |
Webサイト |
https://www.tsuda-kogyo.co.jp/ |
会社ビジョンなど
岐阜県各務原市で、金属板金加工・設計を手がける津田工業様にお話を伺いました。
事業内容について、お聞かせください。
弊社は、金属加工業であり、平らな板、板金を加工する加工業者です。金属加工の請負をしており、エレベーター操作盤・エスカレーター制御盤の板金加工を行っています。
板金屋というと、トタンなどの建築板金と、自動車板金があります。一般の人にはピンとこないかもしれませんが、機械で加工をする板金屋というのは、主にレーザー加工機やタレットパンチプレスなど、平らな板をくり抜く機械から、折り曲げて組み立てて立体的な箱にしたりと、平らな板からいろんな立体物を作っています。金属加工の中では、比較的自由度が高い業種になります。
最終的にどういったところに使われる製品がありますか?
制御板といって電子機器を制御する箱を作っています。リレーやシーケンサーやマグネットスイッチを取り付けやすく箱の中に納めるためのネジを施行した制御盤を得意としています。
創業されてから60年経たれていますが、業界に変化はありましたか?
弊社の創業は車の叩き出し板金から始まっているんです。自動車のルーフやアンダーフロアの木型を預かってきて、人間がパンパン叩いて曲面を作り自動車のボディパーツにしていました。
フェンダー1枚を数万円で加工を請け負っていた時代があり、当時は職人さんの多くが独立していきました。しかし大型のプレス機械がメーカーさんに大量導入され機械化の時代となると叩き出し板金の仕事は減り、多くの職人さんが廃業しました。そこで弊社は製缶加工という業種に変えていきました。
製缶加工業を取り入れ、生き残ったという感じです。
貴社が大切にされていることなどありますか?
私の父が創業し52年ほど経ち、平成27年に私が社長に就任しました。私ははじめ、工作機械メーカーの株式会社アマダさんに就職しました。その頃に加工機械がNC化され、プログラムによってコンピューターが位置決めをして自動加工する時代となりました。そういった機械をどんどん使いこなすような形で父親と交代をしていきました。
創業60年ですが板金屋でいうと、同業他社の中では小さい方で、会社の歴史の割には従業員数が少ない方ですが、人を増やすことを目標にしていないというか得意ではないので、今の規模で長くやっていきたいと思っています。
今後の事業展開、強めていきたい分野が気になります。
『フォークるン』をもっと広めたいですね。特許も取れていて話題性もすごく大きいですから。ただ、話題性があるのと実際に販売するというのは別でして、うちの規模ではなかなかハードルが高いなと思っています。ですが、弊社では毎日のように使っていて非常に便利なのです。ですので、
“こんな便利なものがありますよ”ということが広まればいいかなと思っています。いかに使いたいという人に広めるかを大切に思っています。うちは販売して利益を得るという事ではなく「これあると便利なんですよ。」ということを大々的に発信していきたいと思っています。
弊社は、溶接レスでネジの取り付けを実現した『クリスチングスピードファスナー工法』の動画をホームページで公開しているのですが、こういうことをすれば板金って早く安くできるんですよ。といったアイデアをどんどん出しています。今後は『フォークるン』が広まってくれればいいかなと思っています。
『フォークるン』を広めていくのに、現在の手応えはいかがでしょうか?
岐阜県の商工労働部産業イノベーション推進課と岐阜県発明協会で、これまでは大手企業の特許を中小企業に対して使用することを促していましたが、去年からはその逆の、中小企業として大手さんに売り込むということを岐阜県初の試みとしてやっています。弊社の特許シーズも登録させていただきました。早速、「世界に広げます。」と声をかけてくださる企業様もみえ、とてもありがたいお話です。
法規などの課題をクリアしながら、使いたい人にどのように世の中に広めていくか考えているところです。
満杯のスクラップボックスを空にする作業は従来のやり方ですと腰痛などのリスクもありましたが、そういった心配もなくとても便利に使用できるものなので、法規をクリアしつつ大手さんとの取引や、海外で需要があれば展開し世の中に広げていきたいですね。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
ホームページ制作について
ホームページをリニューアルしようと思われたきっかけは何かあったのですか?
岐阜県の産業経済振興センターに事業可能性評価という制度があり、事業計画を書いたところ、「実現しそうな良い事業計画ですね。」と、評価していただきました。もともとは、ものづくり補助金を申請しようと思っていたネタでしたが、「良い事業計画なので出してくださいよ」と言われ申請したところ、A評定をいただき新聞に掲載していただけたのです。
初めてだったのですが、うちのような会社が新聞に掲載されるなんて、ものすごく嬉しいことで、ありがたい話でした。その時に、この技術を世の中に広めるためにもっと表に出してPRしていく方法を考えなくてはと思いました。
当社にご依頼をいただいた理由やきっかけを、お聞かせください。
元々もっていたホームページは、10年ほど手付かずでしたので、まずはそこから変えなくてはならないと思っていたところ、岐阜信用金庫さんにリーピーさんを紹介していただきました。
その際に、小規模事業者持続化補助金を利用されたらどうですか?と教えていただきました。当時の持続化補助金は充実していてホームページ制作も有効に活用できましたので、とても良かったです。
弊社の提案やサイトコンセプトはいかがでしたか?
過去に作っていたバトル動画をリーピーさんに見せた時、こんなのがあるんだったらこのテンションで行った方がいいですよ!と提案していただきました。
その提案をもらい、ホームページの雰囲気をそれに合わせたことで、製造業、金属加工業にしてはポップで攻めた感じになっていますが、すごく評判はいいですね。
明るい雰囲気で、とても気に入っています。バトル動画でも、弊社の特許「スピードファスナー工法」をオープンにしました。こうゆう便利なことをすれば安く速くできることを、アイデアとして打ち出しましたが、これが問い合わせや導入につながっています。
ありがとうございます!
サイトを公開後、ホームページからの成果や反響はいかがでしょうか?
ホームページをみていただいた時に、「どこで制作してもらったの?」と聞かれることが多いです。リーピーさんとお伝えしてますよ。思い切って路線を変えましたが、製造業だからといって固い印象にしなくて結果良かったと思っています。非常に感謝しています。
岐阜新聞の記者さんも、ホームページを見て気になって取材に来てくれたと言ってくれました。
ホームページ公開後は、こうしたメディア取材が来るようになりました。日刊工業新聞さんは何回か取り上げてくださいました。単体記事で『フォークるン』を取り上げていただき、変わった社長さんコーナーでも取り上げていただきました。(笑)
あとは地元各務原特集の記事ですね。事業内容を紹介してもらいました。
板金の仕事の依頼も来るようになりましたか?
そうですね、板金の仕事の依頼もちょくちょく来るようになりました。バトル動画でやっている『かしめ技術』も、かなりの大手企業さんが問い合わせをくれました。カタログ販売や海外でも販売をされているような会社でした。
一番食いついてくれたのは、板金加工メーカーさんの株式会社アマダさんですね。公開後すぐ、「面白いから紹介させてください」と言われ、見込みのお客様に導入のご提案をしてくださり、お客様をご紹介していただきました。
そうは言っても、世界中のネジの取り付けをやろうとしてるわけではないので、近場でうちがやれるなかでやれたらいいと思っています。
更新のしやすさはいかがでしょうか?
更新しやすいです。やっぱり、ホームページは作って終わりではなく、更新してなんぼみたいなところがあるので、ブログやメディア記事を出していますね。ブランディングのためにも、ブログは2日1回のペースで更新しています。意外とネタがあるんですよね。これからのZ世代など、若い世代に向けてやらないといけないと思っています。
今後、どのようなフォローが欲しいですか?
『フォークるン』を広めるためにも、専用のWebページが欲しいと思っています。法規の問題もあり載せていませんが、モニターで使用していただける方を募集しているので、また依頼したいと思っています。
自分のところで作って売るのは、近隣の県、東海3件くらいで十分ですね。遠方の地域ですと送料も高いですし、近場の企業さんで欲しいという話があれば販売したいと思っています。主には板金屋さんですね、商材として使いたいということであれば、提供したいです。
金属じゃなくて、プラスチック加工でも対応できますし、また、生産拠点が海外にある企業様で、海外で広めたいというご依頼があれば、うちの特許や構造を利用して、作っていただきたいと思っています。
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まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
最後に
それでは最後に、当社ホームページをご覧になって、
リーピーをご検討中の方に一言お願いいたします。
最近、私どもの取引先で一社、リーピーさんにお願いしたいとおっしゃっている方がいるので、近々依頼があると思います。ちょうど、リーピーさんいいですよという話をしていたところです。
本当に素晴らしいホームページを作ってくれたと思っています。はじめは制作するところまでを考えていました。今は運用までお願いしていますが、やった方がより深く使いこなせると思いました。法規の問題など、聞きたいことも聞けますし、いろんな知識をもっていらっしゃるので、アフターフォローまでお願いしてこそホームページじゃないのかなと思います。本当にいろんなことを教えてもらっています。
ホームページ更新の指導も丁寧で、簡単なのでおすすめです。ブログを更新するようになってから、各種メディアの取材依頼が増え、会社や当社のサービスを新聞掲載していただくことが増えました。ブログ担当者を専任で就けられ、更新されると良いと思います。
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