株式会社ウェイストボックス 代表取締役 鈴木修一郎 様
問い合わせ数が今までの「5倍」になりました。
法人名 | 株式会社ウェイストボックス |
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設立 | 2006年 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパークデザインセンタービル7階 |
事業内容 | 環境コンサルティング事業 |
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Webサイト |
https://wastebox.net/ |
「ホームページからのお問い合わせは月に数件しかありませんでしたが、現在は月に10件前後お問い合わせが来るようになりました。」…ホームページをリニューアルして、お問い合わせ数が増え、今後はさらに仕組み化を進めていきたいと語る、株式会社ウェイストボックス・代表取締役鈴木修一郎様にお話を伺いました。
事業内容について、お聞かせください。
株式会社ウェイストボックスは、企業や行政機関のCO2排出量の見える化を支援を行っています。
CO2の見える化といいますと?
企業の事業活動において、原材料の調達から製造、販売、廃棄に至るさまざまな段階でCO2が排出されています。このCO2排出量のことを「サプライチェーン排出量」といいます。各事業活動で、どのくらいのCO2を排出しているのかを、国際的なルール(SCOPE1、2、3)に基づいて、排出量を算定しています。どの段階を見える化するのかは、企業や団体、その目的によってさまざまです。
基本的には、投資家の方や取引先に企業の情報を提供する際、CO2の排出量とその目標値が必要になり、当社にご相談いただくことが多くなっています。
サプライチェーン排出量の算定について、詳しく伺ってもよろしいでしょうか?
企業のサプライチェーン排出量は、「SCOPE(スコープ)1,2,3」という、国際的な規格に従って計算しています。ゼネコンや農業、IT業界など、業界を問わず、さまざまな業界で活用されています。当社では、企業ごとのサプライチェーン排出量を把握し、排出量を削減するための目標設定や削減活動の実践、排出量の管理、情報開示まで一連の流れを支援しています。この「把握→設定→実践→反映」という、情報開示する流れ「カーボンマネジメント」のサイクルを回していくことが大切だと考えています。
「カーボン・オフセット事業」についても教えていただけますか?
カーボン・オフセットは、日常生活で排出した炭素(カーボン)を相殺(オフセット)する仕組みのことです。CO2は、減らそうと努力しても、事業活動の上で必ず排出されてしまうものもあります。その場合に、クレジット(排出権)という、CO2を削減する権利を購入することで、「排出していない」とみなすことができます。
例えば、植林事業などの森林吸収源を守る活動やクリーンエネルギーなどの事業に投資することで、排出したCO2の埋め合わせをすることが可能です。このような、カーボン・オフセットした新商品の発売や事業活動などは、商品のPRや企業のCSR活動に活用していただけます。また、当社では、製品やサービスのカーボン・オフセット認証や事業活動のカーボン・ニュートラル認証の取得支援も行っています。
詳しいご説明ありがとうございます。リーピーの脱炭素サーバーも、お力添えいただきありがとうございます。
こちらこそお世話になりました。リーピーさんの場合、「SDGsに対応した、環境に良い活動がしたい」とご相談いただき、サーバーをオフセットするという形をご提案させていただきました。このように、企業様ごとにカスタマイズした対応をしています。
CSR活動や環境に配慮した商品開発を検討されている方は、具体的な内容でなくても、ご相談いただければと思います。
業界の状況はいかがでしょうか?
世界的に、ESG投資(社会的責任投資)が盛んになってきています。取引先を選ぶ指標の中に、CO2排出量が項目に入ることが増えてきました。そのため、今後伸びていく可能性が高いと考えられます。当社でも、CO2排出量に関するお問い合わせも増えてきています。
新型コロナウイルスの影響はいかがでしょうか。
仕事の影響としては、対面で行っていた打ち合わせがすべてオンラインに切り替わりました。事前に、トヨタ生産方式の、プロセス単位での仕事の管理方法を採り入れていたので、オンラインに切り替わってもスムーズに対応することができました。お客様の8割以上が在宅勤務になってしまったので、早めに対応できるようになっていて良かったと思います。
事業を始められたきっかけを教えていただけますか?
もともと、環境には興味がありました。サラリーマンをしていた時に、自分で仕事をしたいと考えていました。そんなときに、ご縁があって東京の環境ベンチャー会社に入社し、環境分野について学んでいきました。一般的な人からすると、環境のビジネスというとイメージがわきづらいかもしれませんが、GHGガス(温室効果ガス)の削減を中心に、非常に数値化が進んでいる業界です。
実際に、環境事業で上場している企業もあります。そこで、ビジネスと直結して事業化しようと思い、独立しました。
今後の事業展開は、どのようにお考えでしょうか?
今はコンサルティングのように、企業様ごとにオーダーメイドのようなサービスをご提供しています。カーボン・オフセットやCO2排出量の算定・情報開示など個別にメニューを作成しています。ESG投資の対象となる企業は、今後膨大になる見込みです。そうなった場合、全部の企業にオーダーメイドのサービスを提供し続けていくのは難しいと思います。
その時のために、サービスのパッケージ化を進めていきたいと考えています。パッケージをベースに、さまざまなサービスを展開できるように、仕組み化を進めていきたいと思います。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
リーピーでは、お客様が抱える“経営上の課題”を踏まえ、課題解決に直結するWebサイトを「コンサルティング型」でお作りします。
まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。
ホームページ制作について
リーピーにご依頼いただいたきっかけを教えてください。
もともとは別の制作会社で作っていたのですが、リニューアルを考えたときに、以下の2点がポイントになっていました。
- CMS機能がついていて、自分たちで更新していきたいということ
- 予算内で制作したかったこと
以前依頼していた業者では、うまく要望を満たすプランがなかったため、別の業者に依頼することを決めまして。その時に、川口さん(リーピー・代表)がホームページ制作の会社を立ち上げた、ということを思い出し、話を聞くことにしました。そうしたら、2点のポイントを満たすちょうど良いプランがあったので、依頼に至りました。
制作のやり取り、スキルはどのように感じましたか?
かなりスムーズだったと思います。もともと、川口さんと知り合いだったということもあり、特別問題に感じたことはありませんでした。あっという間にできていたイメージですね。
デザインも良かったです。ホームページに掲載している事業説明が非常に分かりやすいです。取引先からも「この図が見やすかったので、社内資料に使用しても良いですか?」とお問い合わせいただいたんですよ。
嬉しいご報告をありがとうございます!サイト公開後、ホームページからの成果や反響はいかがでしょうか?
かなり効果は感じています。リーピーに依頼する前のホームページは、月に1~2件のお問い合わせ数でしたが、現在は、週に2~3件来るようになりました。月にすると10件前後お問い合わせが来るようになっていますね。売り上げが数兆円規模の会社からも、ホームページからお問い合わせいただいたときは驚きました。
制作料金に対する費用対効果の面はいかがでしょうか。
費用対効果はかなりありました。多くの企業からお問い合わせいただき、カーボンオフセットのお手伝いにつながっています。
今後、リーピーに期待するところを教えていただけますか。
SEO対策など、Webの戦略の部分を手伝ってもらいたいですね。ホームページに訪問した方を問い合わせにつなげるのはもちろんですが、「株式会社ウェイストボックス」を知らない方にも知っていただける、見つけてもらえるような提案やアドバイスを増やしてもらいたいです。
あとはシステム開発の部分も、面白いものが色々とありますので、今後協力してもらえたらと思います。
最後にサイト制作を検討中の方に、一言お願いします!
リーピーさんは、予算に合わせて、かなり良い提案をしてくれます。きっとどんな予算でも最適なものを提案してくれると思います。ホームページを改修するとき、一般的な制作会社だと、「資料を出してください」で制作が止まってしまうこともあるけど、リーピーさんの場合は、進行をリードしてどんどん制作を進めてくれます。
ホームページの制作を検討されている方は、一度話を聞いてみると良いと思います。
コンサルティング型制作で課題解決をご支援!
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まずはヒアリングを通して、同業他社の成功事例などをご紹介しますので、お気軽に無料相談よりお問い合わせくださいませ。