2024.02.20 - Tue
Iguchi
ブランドサイトの目的・役割は?制作前に準備しておくべき「4つのポイント」も解説!
本記事では、ブランドサイトの具体的な目的や役割、制作にあたって準備すべきポイントまで詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
「実際のサイトデザインを見てみたい!」という方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
そもそもブランドサイトって何?
https://www.acot-hairsalon.link/(制作:株式会社リーピー)
ブランドサイトは、企業や商品・サービスの価値を広く認知してもらうためのWebページのことを指します。具体的にはユーザーにそのブランドの世界観を伝えることが主な目的となっています。そして近年では、多くの企業で主要な商品ごとに専用のブランドサイトを立ち上げることが主流となってきているのです。
ブランドサイトについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
ブランドサイトの目的は?
自社のブランドサイトを作る目的には、いくつかの重要な要素があります。ここからはブランドサイトを制作する目的について、
- ブランドの認知度を高める
- ブランドの価値を伝える
- ブランドの信頼性を証明する
- ブランドに関する購入意欲を喚起する
上記5つの観点から解説していきます!
ブランドの認知度を高める
ブランドサイトの目的は何といっても「商品やサービスの認知度の向上」にあります。特に新規ユーザーの場合、そもそもブランド自体を知らない可能性さえあるわけですから、長期的な広告効果を発揮するのです。
ブランドの価値を伝える
サイト内で独自のストーリーや成功事例・使用例などを公開することで、ブランドの価値やビジョンを明確に伝えることができます。これにより、ユーザーが「そのサービスを買う理由」を提供できるのです。
ブランドの信頼性を証明する
口コミやレビュー、賞などの第三者からの評価を掲載することで、「ブランドの信頼性」を高めることができます。この情報は潜在的なユーザーにとって、購入するか?を決定する重要なポイントとなります。
また「他社との比較」や「導入企業の声」などを詳細に説明することで、競合との違いを明確にし、ブランドの優位性を訴求できますね。
ブランドに関する購入意欲を喚起する
ブランドサイトはサイト訪問者に対して、購入意欲を高めるトリガーとしても効果的に機能します。たとえば、製品プロモーションや限定オファー、新商品の案内などを通じて、ブランドに対して良い印象を持ってもらい、購入や利用につながるよう促すことも可能なのです。
企業の経営者にとって、これらの要点を踏まえたブランドサイトの制作は、今後のビジネス戦略において考慮すべき重要な選択肢と言えるでしょう。
ブランドサイトの役割は?
ブランドサイトが果たすべき主な役割は以下の通りです。
総合的なブランドイメージの向上に貢献する
ブランドサイトを通じて一貫したメッセージやビジュアルを展開することで、ブランド全体のイメージを高めます。この一貫性こそが、ユーザーに対して「信頼性」を与える鍵となります。
ECサイトなどの販売チャネルへの架け橋となる
ブランドサイトは、他の販売チャネルともシームレスに連携できるよう設計されていることが理想です。例えば、ブログ記事から直接、ECサイトの特定の商品ページへ誘導することで、商品イメージを掴んでから購入するまでのフローをスムーズにします。
「商品購入・サービス利用」などの成果達成率向上に繋がる
情報提供を行うだけでなく、具体的な行動に誘導するCTA(お問い合わせボタン)を設置することで、購入やサービス利用の確率を高めます。特にBtoCビジネスの企業にとって、ブランドサイトの出来は、戦略全体の動きを左右しますので、しっかりとしたコンセプトのもとに構築されたブランドサイトが必要といえるでしょう。
ブランドサイト制作が効果的なケースとは?
ブランド特有の「世界観」がある場合
コーポレートサイトにおけるデザインというのは、企業カラーやロゴデザインなどをベースに「会社全体」を現すデザインとなっていることが一般的なため、「一部のブランドの色を出す」ことが難しいという懸念点があります。もちろん一部ページをそのブランドの専用ページにしてしまうことは可能ですが、サイト全体を俯瞰したときに、企業イメージとの乖離が発生してしまうのです。
たとえば「日本コカ・コーラ株式会社」からは、主力商品であるコカ・コーラシリーズに加えて、「いろはす」や「アクエリアス」などさまざまなヒット商品を提供しています。しかし、コーポレートサイトをコカ・コーラカラーの赤や白で染め上げてしまうと、それ以外の商品イメージとの乖離が発生してしまいますよね。
そのためコカ・コーラには専用のブランドサイトが設けられ、そのサイト内で商品の世界観やブランドイメージを最大限にアピールしているのです。
新規ブランド(商品・サービス)を展開する場合
新規ブランド(商品・サービス)を展開する場合は、コーポレートサイトとは別にブランドサイトを制作するのが効果的です。もちろん単に新商品をリリースするだけであればコーポレートサイトに情報を付け加えてしまうのも手ではありますが、それが自社における「新たな売上げの柱」となるサービスの場合、できるだけ多くのユーザーに情報を共有すべきですよね。
先にも解説した通り、コーポレートサイトというのは多くの情報を提供しているわけですから、「見せたい情報の優劣」がつけづらいものです。そのため、特に目立たせたい商品・サービスがある場合には、コーポレートサイトとは別で、ブランドサイトを開設するのが効果的なのです。
競合よりも「優れている点」を周知させたい場合
ブランドサイトはより多くの情報提供やブランドの世界観を表現しやすい特徴があるわけですから、競合がブランドサイトを制作していない場合、ブランドサイトを持っているだけで多くの情報をユーザーに提供できる可能性が高まります。逆にいえば、競合がブランドサイトを制作しているのにも関わらず、自社がブランドサイトを制作していないとなると、それだけ情報提供という点で優劣が発生し、ユーザーを奪われかねないともいえるでしょう。
そのためブランドサイトには、告知的な意味合いだけでなく、競合他社とのマーケティング的な戦いという観点からも必要となるケースが多いのです。
下記記事ではコーポレートサイトについてより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!
制作する前に準備しておくべき「4つのポイント」は?
ここまでブランドサイトの「目的・役割」について詳しくご紹介してきましたが、実際にブランドサイトを構築するとなると、具体的にどのような準備が必要なのでしょうか?ここからは実際にブランドサイト制作を行う際に準備しておくべき「4つのポイント」について詳しくご紹介していきます!
①ブランドのイメージを確立する
ブランドサイトは、ブランドイメージを築く上で欠かせないプロモーションツールです。そのため、「そもそもブランドイメージがしっかり固まっていない」という状態となると、制作を進めていく上で、デザインや文言などといった主要コンテンツを決める際にブレが生じてしまいます。
そのため、まずはサイトを制作する前に、
- ブランドの価値観
- ブランドのコンセプト
- ブランドカラーやロゴ
などの後々ブレてはいけない箇所を明確にし、それをサイト全体に反映させることが不可欠です。
②狙うべきターゲット層を明確にする
先の「ブランドイメージの確立」とも重なる部分ですが、ブランドサイトを作成するにあたって、対象となるユーザー群を特定することは不可欠です。なぜならブランドサイトは「サービスを売る」だけでなくなく、サイトレイアウトやサイトデザインを駆使しながら、そのブランドの持つイメージを刷り込む目的があるからです。
そのためにはブランド独自のデザイン性などに重きをおくことが大切ですが、もちろん狙うターゲット層や年齢、性別によって、心に刺さるデザインや訴求要素はさまざまです。これらの理由からも、「どの層に向けて情報を提供するのか?」「ユーザーは何を求めているのか?」を理解し、それに応じてコンテンツとデザインを調整することが非常に重要となってくるのです。
③ブランドに適したデザインを選ぶ
ブランドサイトのデザインは、ブランドイメージを表現するために極めて重要です。ブランドの色調、フォント、デザインスタイルなどを検討し、ブランドのイメージに合致するデザインを選びましょう。
④独自の情報を提供する
ブランドサイトでは、そのブランド特有の情報を掲載することが求められます。製品やサービスの詳細、企業の沿革や哲学、採用に関する情報など、ユーザーが知りたいと思う内容を提供することで、ブランドへの興味を高めることができます。
ブランドサイト制作は、どんな会社に依頼したらいいの?
制作実績(ポートフォリオ)が豊富にある
自社サービスとマッチするような「デザイン性の高いサイトを作ってくれるか?」を見るためには、その会社におけるこれまでの制作実績(ポートフォリオ)を閲覧するのが最も効果的で、直感的に選びやすいでしょう。
制作実績が豊富なWeb制作会社は、デザインの参考にしやすいだけでなく、事例の数だけ業界やプロジェクトでの経験があり、その実績が確認できるという特徴があります。
また多くのプロジェクトを手がけているということは、Webに関する専門性も高く、企業課題や目指すビジョンなども踏まえたサイト制作を行ってくれる可能性が高いと言えますね!
弊社リーピーのブランドサイト制作実績は、こちらからご覧いただけます。
関連ページ:『ブランドサイト・サービスサイト|制作実績|株式会社リーピー』
アフターサポートがしっかりしている
アフターサポートがしっかりしているWeb制作会社は、「ただ作って、終わり」ではなく、プロジェクト完了後もWebサイトの不具合やブランディングに関する相談に応じてくれる場合がほとんどです。Webサイト運用は奥が深い領域でもありますので、自社に「サイト運用に詳しいエンジニアが在籍している」などのケース以外では、基本的には「アフターサポートの充実さ」で依頼先を篩(ふるい)にかけるのも選択肢です。
ブランディングの経験がある
制作実績の多さももちろん大切ですが、Web制作会社の中には、サイト制作からその先の「ブランディング支援」まで担っている企業もいくつかあります。たとえその企業にブランディング支援を行ってもらう予定がないとしても、そういったブランディング戦略を考慮した形でWebサイトを設計してもらうことで、よりWeb集客力の向上につながるサイトに仕上がる可能性も高くなると言えるでしょう。
ブランドサイト制作の相場(費用感)は?
ブランドサイトの開発費は、依頼先によって大きく異なるりますが、一般的な価格帯としては、個人事業主への依頼であれば40万円〜60万円、Web制作会社の場合は100万円〜200万円程度が相場となっています。
ではなぜこれほど費用の差が出るかというと、個人事業主は主に「依頼内容に基づいてサイトを制作する」ことを目的としているのに対し、Web制作会社の場合は、事前の企画・コンサルティングを通して、ビジネス戦略に合わせた「企業の目標・成果達成のためのWebサイト制作」を行ってくれることにあります。
多少費用が掛かったとしても、企業がプロのWebサイト制作会社に依頼する理由としては、「ブランドサイトを制作することで、企業の成果に繋げようとしているから」といった理由が大きく関わっているというわけです。
下記記事では、「Webサイト制作の依頼先」について詳しく解説しておりますので、依頼先でお悩みの方は、ぜひあわせてご覧ください!
当社では、専属デザイナーによる「視覚的デザイン」を取り入れたWebサイト制作はもちろん、売上げ向上を踏まえた戦略的ホームページのご提案も行っておりますので、
- 競合とホームページから差をつけたい!
- ワンランク上の法人向けサイトを開設したい!
- その業界において「地域No.1」を目指したい!
という企業の方は、ぜひ一度リーピーのWebサイト制作にお任せください!
この記事を書いた人
Iguchi
Webマーケター/コンサルタント 愛知県一宮市出身。学生時代に企業の専属ブロガーを務める傍ら、個人経営の仲介業者・イベントプロモーターとして活動。 リーピー入社後は、Webサイト制作におけるプロジェクトマネージャー経験の後、「成果の出るサイト制作」を支援するSEOマーケターを担当している。
世界的なWebデザインアワードも受賞!
全国にある制作会社でも随一を誇る、14名のWebデザイナーが在籍。
世界最大級のWebデザインアワード「Awwwards.」の受賞歴も豊富なリーピーの制作実績を、ぜひご覧ください。