2024.02.20 - Tue
Iguchi
メディアサイトとは?種類やサイト事例、オウンドメディアとの違いも解説!
本記事ではメディアサイトの定義や種類について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
「実際のサイトデザインを見てみたい!」という方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
メディアサイトとは?
メディアサイトとは、ニュースや専門ブログなどのコンテンツで構成されるウェブサイトのことで、主に記事や動画などのコンテンツ一覧があり、ユーザーが能動的に見たり調べたりすることを目的としたサイト形態のことを指します。
イメージしやすいもので言うと、「Yahoo!ニュース」などのように投稿記事を取りまとめたような情報サイトといった認識を持っていただくとイメージしやすいでしょう。
メディアサイトの種類は?
情報掲載を目的としたメディアサイトですが、実はその中にもさまざな種類があることをご存知でしょうか?ここからは以下3タイプのメディアサイト形態について詳しく解説していきます!
- 一次メディア
- 二次メディア
- オウンドメディア
一次メディア
一次メディアとは、わかりやすく言えば「編集機能」を内包しているメディアサイトです。こちらのメディアサイトでは、スタッフによるオリジナル記事や外部ライターによる記事投稿が可能で、情報の信頼性が高く、多くのユーザーが訪れやすい特徴があります。
(例)
- ねとらぼ
- オリコンニュース など
二次メディア
二次メディアは、他のメディアからの記事やニュースを掲載する形態のメディアです。基本的に記事投稿や編集機能は持っておらず、情報を集約して提供する役割を担っています。具体的な例で言うと、「まとめサイト」などが代表例として挙げられます。
(例)
- Yahoo!ニュース
- LINE NEWS など
オウンドメディア
オウンドメディアは、企業が自ら運営するメディアサイトを指し、基本的に「自社のメディアサイト」というと、このオウンドメディアが該当します。企業が自社で記事を編集するため、一次メディアにも分類されますが、広告収益などを目的としておらず、主に企業と閲覧ユーザーとの関係性を構築することが目的とされています。
(例)
- Schoo など
メディアサイトの目的は?
オウンドメディアを除き、一次・二次メディアの場合は、基本的に「広告収益の獲得」や「アフィリエイトによる収益獲得」などといった、外部からの報酬を目的として制作・運用されています。また投稿頻度も高い傾向にあり、ユーザーに対して「活発的なサイトである」という印象を持たせることで、アクセスユーザーを増やすことも施策としてよく行われています。
オウンドメディアの目的は?
外部からの報酬を目的としない「オウンドメディア(自社メディア)」の目的とは一体何なのでしょうか?ここからはオウンドメディアの目的について4つの観点から説明していきます。
ユーザーとの関係性を強化する
メディアサイトで発信する情報を通じて、ユーザーとの親和性を高めることができます。例えば、商品・サービスに関する「使い方ガイド」や「業界の最新情報」、「企業の取り組み」などを定期的に更新することで、自社のブランディングだけでなく、
- この商品・サービスの一般的な価格はいくらなのか?
- この業界ではどんなサービスが主流なのか?
- 商品の良し悪しを見分けるにはどうすればいいのか?
など、自社の商品サービスを検討いただく上で、ユーザーに知っておいてほしい前提知識を定期的に発信できるほか、ユーザーとしても「有益な情報を教えてくれるいい会社だ」と感じ、双方の関係性を強化できるのです。
新しい顧客層の獲得
「SEO(検索上位化)対策に強い」という観点を踏まえると、メディアサイトは新規顧客を獲得にも有効な手段といえるでしょう。Googleなどの検索エンジンからの流入を高めることで、新規の顧客層に対しても効果的にアプローチも可能なのです。
製品やブランドの認知度の拡大
メディアサイトを活用することで、製品や企業ブランドの認知度を高めることができます。特に、ソーシャルメディアと連携させることで、より多くのユーザーにコンテンツを拡散させることが可能です。これにより、ブランドイメージの向上とともに、製品に対する興味や信頼も高まるというわけです。
採用強化にも効果的
メディアサイトは、企業が採用活動強化としても有力なプラットフォームとなり得ます。特に、「企業文化やビジョン、働く環境などを紹介するコンテンツ」を掲載することで、求職者に対して魅力を発信することができます。
さらに、発信した採用に関するコンテンツは「資産」として翌年以降も積み上げられるので、一過性の広告活動に依存する必要がなくなるのです。
ただし、メディアサイトの作成が終わったら終わりではありません。むしろ公開後が本当のスタートであり、適切なコンテンツの生成とサイトの管理が不可欠ということも覚えておきましょう。
メディアサイトのサイト事例は?
ここまでメディアサイトの定義についてお話しましたが、「実際のメディアサイトとはどのようなものか?」を調査することも大切です。ここからは弊社制作のブランドサイトを数社ピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください!
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
https://www.furusato-web.jp/(制作:株式会社リーピー)
難治性血管腫・血管奇形薬物療法研究班情報サイト(AMED小関班運営)
https://cure-vas.jp/(制作:株式会社リーピー)
シビックプライドプレイス(岐阜市・ぎふメディアコスモス事業課)
https://medicos-cp.jp/(制作:株式会社リーピー)
メディアサイトの参考事例については、下記記事でより多く取り上げていますので、ぜひ併せてご覧ください!
関連記事:『メディアサイト|参考になる!ホームページデザイン事例12選!』
メディアサイト制作の費用相場は?
メディアサイトの費用相場は、依頼先によって大きく異なるりますが、一般的な価格帯としては、個人事業主への依頼であれば50万円〜70万円、Web制作会社の場合は70万円〜150万円程度が相場となっています。
ではなぜこれほど費用の差が出るかというと、個人事業主は主に「依頼内容に基づいてサイトを制作する」ことを目的としているのに対し、Web制作会社の場合は、事前の企画・コンサルティングを通して、ビジネス戦略に合わせた「企業の目標・成果達成のためのWebサイト制作」を行ってくれることにあります。
多少費用が掛かったとしても、企業がプロのWebサイト制作会社に依頼する理由としては、「メディアサイトを制作することで、企業の成果に繋げようとしているから」といった理由が大きく関わっているというわけです。
下記記事では、「Webサイト制作の依頼先」について詳しく解説しておりますので、依頼先でお悩みの方は、ぜひあわせてご覧ください!
実際のメディアサイト制作の期間・流れは?
メディアサイト制作の期間はもちろん制作するサイト規模によっても異なりますが、おおよその目安としては、3ヶ月〜6ヶ月程度となります。ここからは具体的にどんな流れで制作が進んでいくのかについて、
- 事前打ち合わせ
- 設計・デザイン
- テスト公開
- 本番公開
- 公開後の更新・運用
上記5項目に分けて解説していきます!
事前打ち合わせ(0ヶ月〜1ヶ月目)
事前打ち合わせはでは、依頼者と制作会社でミーティングを行い、サイトで達成したい具体的な目標を設定します。さらにターゲットとする顧客層やサイト上に必要な機能などの技術要件もこの段階で話し合います。
このように、事前打ち合わせでは多くの要素が網羅的に検討・話しあわれ、それぞれの要素が後の制作過程でどのように反映されるかを入念に検討していきます。
設計・デザイン(2ヶ月〜5ヶ月目)
事前打ち合わせで得た情報を基に、サイトの構造(サイトマップ)やデザインを作成します。この段階で、ウェブページのレイアウト、色彩、フォントなどの視覚的要素も決定されます。サイトの規模感によって完成までの期間が大きく異なるのは、サイト規模によってこのフェーズの作業量が大きく異なるからです。
またメディアサイトは他のWebサイトと比較して、会員登録機能やお気に入り機能などの詳細機能を実装することも多いため、サイト規模によっては、さらに数ヶ月かかる場合もあります。
テスト公開(6ヶ月目)
具体的なデザインと設計が完了したら、テスト環境でサイト公開を行います。このフェーズでは、リンクの動作確認やレイアウトの崩れ、機能のテストなどを行い、問題点を洗い出します。このタイミングでサイトが世間に公開されることはありませんので、最終テストの意味も込めて、入念にチェクしていきます。
本番公開(6ヶ月目)
テスト公開で確認した問題点を修正した後、サイトを本番環境で公開します。この段階で、サイト上位化対策(SEO対策)やアクセス解析ツールの設定などもあわせて行います。
公開後の更新・運用
サイトが公開された後も、定期的な更新と運用が必要です。情報追加、ブログ記事の投稿、ユーザーフィードバックに基づく改善など、サイトを活性化させるための作業を継続的に行います。
特にメディアサイトは、定期的な情報更新がつきものですので、欠かさず行うようにしましょう。
メディアサイト制作においてよくある質問
Q1: 制作にかかる費用はどれくらい?
A2: 制作費はプロジェクトの規模や機能、デザインの複雑性により異なります。お見積りは無料のケースがほとんどですので、予算をもとに見積り請求するようにしましょう。
Q2: 制作期間はどれくらい?
A3: 制作期間もプロジェクトの規模や要件に依存しますが、一般的には1〜3ヶ月程度が一般的です。
Q3: コンテンツの更新は自社で行える?
A4: コンテンツの更新については、制作会社がサポートを提供する場合もありますし、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使って、お客様自身が更新できるケースなどもあります。
とりわけ、ブログ記事などの「メディア投稿・編集」は自社で行うことが可能ですが、具体的に「どこまで編集できるサイトとなるのか?」は、制作会社に確認するようにしましょう。
Q4. 既存のサイトをリニューアルすることは可能ですか?
A4: 既存のサイトのリニューアルも多くの制作会社が対応しています。サイトリニューアルの際には既存のサイトよりも「分かりやすく・デザイン性の高いサイト」に仕上げるのが効果的です。
当社では、売上げ向上を踏まえた戦略的Webサイト制作はもちろん、専属デザイナーによる「視覚的デザイン」を取り入れたホームページのご提案も行っておりますので、
- 競合とホームページから差をつけたい!
- ワンランク上の法人向けサイトを開設したい!
- その業界において「地域No.1」を目指したい!
という企業の方は、ぜひ一度リーピーのWebサイト制作にお任せください!
この記事を書いた人
Iguchi
Webマーケター/コンサルタント 愛知県一宮市出身。学生時代に企業の専属ブロガーを務める傍ら、個人経営の仲介業者・イベントプロモーターとして活動。 リーピー入社後は、Webサイト制作におけるプロジェクトマネージャー経験の後、「成果の出るサイト制作」を支援するSEOマーケターを担当している。
世界的なWebデザインアワードも受賞!
全国にある制作会社でも随一を誇る、14名のWebデザイナーが在籍。
世界最大級のWebデザインアワード「Awwwards.」の受賞歴も豊富なリーピーの制作実績を、ぜひご覧ください。