- 公開日:2023年09月13日
- 更新日:2023年09月15日
コーポレートサイト運用業務は『4つ』だけ!集客につながる運用のコツ!

目次
そもそも「コーポレートサイト」って何?
コーポレートサイトは、企業が提供する製品やサービス、採用情報、投資家向け情報(IR)など、多岐にわたる企業関連の情報を集約して発信する、いわば会社の「顔」となるウェブサイトのことで、主に「ビジネス目的」に特化して制作・運営されます。
コーポレートサイトを通して自社のことを知ってもらうことは大切ですが、サイトを通してビジネス規模を拡大したり、会社にとってのメリットを大きくするためには、コーポレートサイトで成果を出すことに特化した「ページ構成やコンテンツが詰まっているか?」が非常に重要なのです。ここからは、成果を出すためのコーポレートサイトのページ構成(サイトマップ)や、実際の制作事例まで詳しくご紹介します!
コーポレートサイトについてもっと詳しく知りたい方は、下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!
関連記事:『コーポレートサイトとは?目的や他サイトとの違い、実際のサイト事例もご紹介!』
コーポレートサイト運用はなぜ重要?
コーポレートサイトの運用は、サイト制作後に持続的に行われるコンテンツのリフレッシュ、編集、およびデータ解析などを指します。これらの主な目的としては、訪問ユーザーに対して最新の自社情報を提供し、それを商品購入やサービス利用へと導くことです。加えて、ブランドの認知度を高めることで、求職者の増加やブランドの認知度向上も期待されるのです。
またコーポレートサイト運用においては、単に更新するだけでなく、訪問者のニーズにあわせたコンテンツを用意したりし、使い勝手の良いサイト設計に調整することで、自社への信頼をより獲得する目的があるのです。
コーポレートサイト運用における『4つの業務』とは?
「サイト運用」と聞くと、何をどこまで実施したらいいのか…?のイメージが掴みづらいですよね。コーポレートサイト運用において実際に行うべき業務は大きく分けて【4つ】あります。
ここからは、コーポレートサイトの運用業務4つについて、
- コーポレートサイト分析と改善策の実施
- コンテンツ情報を常にアップデートする
- 検索上位化(SEO対策)を行う
- カスタマーサポート部署との連携
上記の観点から詳しく解説していきます!
コーポレートサイト分析と改善策の実施
コーポレートサイトは「制作して終わり」ではありません。むしろ、公開後から適切な運用を行い、期待通りのアクセスを獲得することがコーポレートサイトの本当の目的と言えるでしょう。そのため、サイト制作を行い、実際の公開がスタートした後には、
- 狙ったキーワードによる検索流入数が期待通りか?
- 離脱率(ページから離れてしまったユーザー)が多くないか?
- コンバージョン(問い合わせ)がどの部分で生じているか?
などを細かく分析し、想定外の挙動を起こしているコンテンツの分析を行い、サイトの補修やコンテンツの最適化を行う必要があるのです。
実際に分析を行う際には、以下の点に注視しながらデータを収集すると良いでしょう。
分析を行う際に注視するポイント
- 狙うキーワードは適切か?
- 一番閲覧されたいページのアクセス数は伸びているか?
- 最もクリックされている箇所はどこか?
- 直帰率・離脱率は多くないか?
- 平均滞在時間はどのくらいか?
- サイトへの流入源(Google検索、SNSなど)はどこからか?
コンテンツ情報を常にアップデートする
企業の製品やサービス、料金体系が変更された場合、それに合わせてコーポレートサイト上の情報も最新化することが不可欠です。ユーザーがコーポレートサイトから古い情報を得ると、そのサイトが有用な機能を果たしているとは言えませんよね。特に、採用情報ページは、企業の採用状態に応じて定期的な更新が必要となるため、応募を開始するたびに更新すべきコンテンツと言えるでしょう。
また、「お知らせ」としての情報提供も大切で、既存のページ情報だけでなく、企業の最新ニュースや休業日の前もっての告知なども常に更新を行うことで、コーポレートサイトに訪れるユーザーに、現状の自社サービスへの認識のズレをなくすことが大切なのです。
検索上位化(SEO対策)を行う
コーポレートサイトの集客において、検索上位化(SEO対策)を行うことは不可欠です。SEO対策というのはさまざまな手法が存在しますが、一般的には「検索エンジンからの訪問者数を増加させる」といった目的で実施する運用タスクです。
もちろん自社ですべての対策を行うことも可能ではありますが、非常に専門性の高いジャンルであることと、作業量が非常に多くなってしまうこともあるため、人材の存在や外部委託の予算によって、どれだけ注力するかを検討する必要があります。
コーポレートサイト運用では特に大きな効果が期待できますが、成果が現れるまでの時間やそれなりのマーケティング予算が必要である点を考慮して、戦略を練ることが重要です。
SEO対策についてより詳しく知りたい方は、下記記事でより分かりやすくまとめていますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください!
関連記事:『SEOって何?検索上位化に必須なWebの教科書【最新版】』
カスタマーサポート部署との連携
「カスタマーサポート部署との連携」も非常に重要な要素といえるでしょう。一般的に、コーポレートサイトには、お問い合わせフォームが設置されていますが、ここに届いたユーザーからの問い合わせに対して、素早く返事を返していくくことも、「サイトを通して企業の信頼性を高める」といった点からも、コーポレートサイト運用の一環といえます。
さらに、お問い合わせフォームに送られた内容が、「ただの質問なのか?」「実際に目標としている問い合わせを獲得したのか?」を把握するためにも、最終的な問い合わせフォームの管理・連携は不可欠なのです。
もし商品購入や見積もり依頼など、目指している問い合わせが少ない場合には、サイトが十分な効果を発揮していないと言えます。その際は、「コンテンツの改良」「商品やサービスの魅力向上」「求人情報の最適化」など、関係部署が協力して改善策を考慮する必要があるのです。
運用を外部委託する際に考慮すべきことは?
ここまでコーポレートサイト運用の方法や重要性についてお話しましたが、
- そもそも運用のために割く時間がない…
- 運用できる社員がいない…
- できれば外部の専門家に任せたい…
上記のように考える企業も少なくありません。ではもし実際に外部にコーポレートサイトの運用を依頼する際には、どのようなことを考慮して依頼すればいいのでしょうか?
以下にて詳しく説明していきます!
依頼内容と費用感を決めておく
外部に運用を依頼する場合は、まず依頼する業務と予算を明確にしておくことが重要です。当然ですが、依頼する業務が多いほど、運用代行の費用は高くなりますし、料金形態も確認が必要です。先にご紹介した「4つの運用業務」を参考にしながら、実際にどこまで外部に依頼するのか?を決めておくようにしましょう!
更新頻度はどの程度か検討する
更新作業の頻度も考慮するポイントです。年に数回しか更新がない場合、外部に依頼する必要性は低いですし、頻繁に更新が必要な作業については、外部に依頼することで効率が上がる場合もあります。
例えば、SEO対策を考慮したブログの更新などは、外部に依頼することで時間とコストの効率化が期待できるでしょう。依頼する業務の頻度と内容をしっかりと見極め、予算に合わせて効果的に外部に依頼することが、アクセスを増加させるポイントとなります。
制作会社に運用サポートプランがないか確認する
運用代行サービスに外部委託することも、もちろん手ではありますが、最も効果の出やすい施策としては、そのコーポレートサイト制作を手がけた会社に、その後の運用サポートまで行ってもらうことでしょう。
というのも、Webサイト制作会社というのは、日々Web業界のトレンドから上位化に欠かせない情報コンテンツを仕入れながらサイト制作を行うわけですから、Web業界全体の知見が一般的な運用代行の会社よりも豊富に蓄えているケースがほとんどです。
さらに、「自社のコーポレートサイトを手がけた会社」となれば、そのコーポレートサイトがどんな目標で作られ、どんなお客様を呼び込むコンテンツが必要なのか?も必ず把握しているはずです。そのため、ムダな施策にコストを支払うことなく、成果を出すための最適解を導いてくれる可能性も大いにあるということを覚えておきましょう。
そのためには、まずは自社コーポレートサイトを手がけた制作会社が、コーポレートサイトの運用代行まで行っているか?を確認してみることも重要です。
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この記事を書いた人
Iguchi
Webマーケター/コンサルタント ブログ記事の試筆や自社マーケティングを担当しています。