2014.10.04 - Sat
1期目が終わり、2期目に。
先日9/30を持ちまして、株式会社リーピーは1期目を終えることが出来ました。これもひとえに、1期目の小さな会社でありながらお取引頂きましたクライアントの皆様、当社をサポートして頂けているパートナーの皆様、当社従業員のご家族の皆様など、数多くの支えのお陰です。この場を借りて、御礼申し上げます。
1期目を迎えることができたということで、先日、パートナーの皆様もお招きし、ささやかながら、1周年パーティーも開催させて頂きました。その際に、2015年4月入社の新卒2名の内定式や新たな中途入社メンバーの紹介や昇給発表なども行い、リーピーの団結力はさらに増したように感じます。その時の様子はまた別のblogでご紹介したいと思います。
早速、2期目が始まった今週も新たに3社のお客さまからご発注頂き、2期目もメンバー全員と良い物を創る毎日を過ごすことができそうです。(お待たせしてしまっているクライアントの皆様には申し訳ございません。急ぎます!)
とはいえ、1期目を迎えられたというだけで個人的には喜ぶほどのことではないので、さらに大きな目標に向けて、早速動いています。新サービスのリリース準備や、その次の新サービス(自社プロダクト)の開発、労務環境の整備、新しい社内制度の確立、新規採用など。頭を抱えることも多いですが、最近思うのは“本当に良いメンバーが集まってくれたなぁ”ということです。1年前は8坪の小さな部屋に複合機と机があって、デスクトップパソコンなんて無いので、ノートパソコンだけで仕事してて、電話をしていると相手に複合機の音が聞こえるくらい何も無い状態でした。それが今やメンバーも増え、オフィスも広くなり、モニターは何枚あるんだってくらい並んでいます。(当社は1人モニター3枚なので、ご来社頂いたお客さまとは高確率でモニターの話題になります。)
この1年で学んだのは、とにかく良い仕事をすれば、そこから好循環が生まれる、ということです。仕事を生み出すのは“営業”ではないな、と。
当社はセミナーや資料送付は一切行っていません。もちろん、テレアポもDMも行っていません。もしかしたら、将来的にどこかでやることもあるかもしれませんが、有難いことに今はそういうことをしなくても、ほぼ毎日のようにご相談を頂きます。HPからの反響も多いので、コンペの場合も多いのですが、1期目の勝率で言うと9割くらいです。やはり、そこにあるのはメンバーが頑張ってくれたこれまでの実績の力だと断言できます。
「良いものを創る。」
それは、デザインとしてではなく、戦略面や技術面から見ても本当に良いもの。
良いものであれば、高くなってしまっても売れる、ということを最近理解しました。頭で分かっていても、日々の行動で当たり前に出るようになることが“理解”だと思いますので、その状態になれたのが最近です。
サービスの内容が伴っていないのに営業力で高く売るのは、ただの私利私欲です。なので、むやみやたらに値上げのことばかり考えるのは間違いだと思います。
値決めはお客さまも当社も喜ぶギリギリのある一点で決まるものだと考えているので、そこを間違ってはいけないと常々考えています。
やはり、その根底にあるのは、当社のみんなが本当にこの会社で働いてよかったと思うようになって欲しい、ということです。仕事面、自己成長面、環境面、経済面、様々な角度から見て、この会社で働いて良かったと思える会社を創るには、良いものを創り続けるということと適正な価格で売り続けるという両方を追求しなければいけないと考えています。この循環の量が結果的に、良い会社を創るんだろうなと思います。当たり前でシンプルなことですが、これからも今の想いを忘れずにやっていきます。
2期目のリーピーも、よろしくお願い申し上げます。