2019.03.28 - Thu
社長がWebデザイナーではないので、問い合わせしました。
先日、新たにご依頼いただいたお客様から、「社長がWebデザイナーではないので、問い合わせしました。」と言われました。
Web制作会社の多くは、Webデザイナーまたはエンジニア出身の社長が起業して、始めるケースが多いと思いますが、当社はそうではありません。
私自身は元々人材ビジネスに携わっており、その後、ECコンサルティング業界に身を置き、その後、起業しています。途中でWeb制作には携わっておりませんが、インターネット黎明期の学生時代に、自分でコーディングしていたこともあり、社員との会話も問題なく出来るので、基本の概念は理解しているのではないかと思っています。
どちらかというと、私自身が上流の戦略設計やマーケティング、プロモーションに強みを持っているので、当社のWeb制作はご経験されたお客様はご理解いただけるかと思いますが、上流の話を比較的多くさせていただき、制作を進めて参ります。
Web制作をやっていて感じるのは、結局Web戦略を組んだ上で制作をし、公開後も高速でカイゼンを重ねるお客様のサイトの方が圧倒的に成果に繋がりやすいということです。当社の場合、20万円でも制作できますし、200万円でも制作できます。実際、アクセスやコンバージョンなどのデータを見ると、制作料金とその後の改修に費やしていただく料金の合計と、コンバージョン数(反響数)にキレイに相関が見られます。
最近、イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんの本を読んでいますが、その中にも、「安いから買う、ではなく、付加価値のあるものを高くても買え。」というものが載っていました。別のコンサルタントの方も、伸びる会社の経営者は「高い、安い」で判断するのではなく、「良い、悪い」で判断する、ということを言われていました。ランチェスター戦略でも、中小企業は付加価値のある商品を狭いマーケットで売り、まずは地域一番を目指す、ということも言われています。
提供者側である当社も、やはり付加価値を付けたサービスを提供し続けたいと考えています。当然、付加価値を付けるためには時間がかかるので、値段も高くなってしまいます。しかし、Webサイトは見た目は同じでも、細かい部分で違いがあると、アクセス獲得やコンバージョン率に大きな違いが生まれます。このあたり、すごく分かりやすく結果として出てくるのが現実です。世の中、無料または格安のホームページで反響を増やす、みたいな話も多いですが、現実を見ると、やっぱり作りこんでいるWebサイトの方が反響に繋がっていると感じています。
では、Webサイトにおける付加価値が何か、と考えると、やはり結果だと思うのです。デザインが良いだけでも良くありません。最近はかっこいい動きを付けたりということも多いですが、かっこよければ反響が増えるわけではありません。私自身がWebデザイナー出身ではないからこそ、当社のWeb制作はデザインを最重視しようとは思ってもいません。
デザインが良いのは前提で、戦略設計がちゃんと組まれたサービスを提供しようと考えています。それが結果的に、投資対効果に繋がると信じているので、当社のWeb制作は一味違うな、と感じていただけるよう、私たちも日々カイゼンを続けていきます。
次回は、具体的に何を変えると、Webサイトで売れるようになるかをお話ししたいと思います。