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  • 公開日:2020年04月13日
  • 更新日:2020年04月13日

在宅勤務、自粛、不況…。「スピード」だけでなく、「ルール」もすでに変わっている。

政府の緊急事態宣言から1週間経とうとしている今、東京は80%以上もの人が出歩くことをやめています。この流れは大きく2つの意味で、今後も続く可能性が高いです。

・一つは、この自粛の延長
・もう一つは、人々に根付いた価値観

特に在宅勤務の流れは、仮にコロナが収まったとしても続くでしょうし、同時にいつ抜け出すか分からない不況が続くことで、人々の消費に対する考え方は大きく変わっていきます。むしろ、もうすでに大きく変わっています。例えば、飲食店はテイクアウトの対応をしなければ生きていけないですし、これまで会社で集まって行う集合研修などは人が集まることが難しいので、そもそもサービスとして成立しません。

在宅勤務をやらない会社の理由の一つに「生産性が落ちるから」があるそうです。これは大きく間違っています。在宅勤務だとしても生産性を上げる努力が必要で、むしろ今後より一層強い外出自粛が広まると、出勤前提でビジネスを考えること自体が大きな間違いになります。生産性を気にすることも大事ですが、今は命の方が遥かに大切です。電車通勤が必ず伴うなど、適切な対処ができていない中での出勤は今は控えるべきだと思います。

このように、人が物を買わなくなり、在宅勤務で一時的に生産性が落ちている会社も多く、営業自体できていないお店などが多い状況下において、明らかに感じるのは「ビジネスのスピードが遅くなっている」です。
当然これは仕方ない部分はあると思います。しかし、この状況が収まった後でも、世の中が今のスピード感に慣れてしまうと、日本経済の成長スピードも遅れます。(そもそも成長していなかったのですが)

これはまだ見えていない将来の危機です。

ビジネスは人の気持ちで動いているので、この人の気持ち、すなわち「ルール」が変わりつつあります。ルールが変われば、ゲーム内容は変わります。勝ち方も負け方も変わります。

今はもう、ルール変更が起きています。

それに気づいているか、気づいていないか。

スピードの遅れは肌感覚で持っている人も多いと思いますが、ルールも同時に変わっているので、「遅い」かつ「ルールが違う」中では、もはやこれまで自社が行ってきたビジネスは180度変えるくらいの勢いで自分達の常識を壊していかなければ、取り残されてしまい、気づけば、景気を言い訳にしてしまっている自分が未来にいるのではないかと思います。

在宅前提で出来るビジネスに変える必要がありますし、オフィスなどの固定費もそもそも要らなくなる。しかし、不況なので単価も下がるかもしれない。もしかすると、これを機にベーシックインカムも始まるかもしれない。働かないことも選択肢に持って良いのかもしれません。

未来を想像すると、自社の今は全くもって最適ではないことが理解できます。

ルールはじわじわと変わっていきますので、せめて今は、スピードは落とさずに取り組み、ルールチェンジにも対応していけるようにしておかなければいけないと考えています。


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