2025.02.03 - Mon

maki
代表川口が、岐阜県政策研究会シンポジウム「若年女性の流出の観点から人口減少を考える」に登壇いたしました。

1月27日(月)に、岐阜県庁で行われた岐阜県政策研究会シンポジウム「若年女性の流出の観点から人口減少を考える」に代表川口が登壇いたしました。
後半は、竹内氏のファシリテーションによる「若者・女性に選ばれる地域とは」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。フリーアナウンサー平松亜希子氏、鍋屋バイテック会社 統括部部長代理 大野美伊子氏、岐阜大学 学生 麻生茉乃加氏、当社代表川口が、それぞれの専門分野と視点から女性のキャリアについて意見を交わしました。
今回、川口がパネラーとしてお声がけいただいた背景には、女性のキャリア形成を実現するために男性の協力が不可欠であるという観点があります。竹内氏が川口の活動を耳にし、育児参画や働きやすさを重視する経営者として、その考えに共感していただいたことがきっかけでした。
川口は、自身が毎日3〜4時間の家事をこなし、また、子を持つ男性社員全員が育児に積極的に取り組む会社を作り上げている立場から、その考えをお話しさせていただきました。
川口は、男性経営者として家庭参画を進める方法について、自身の考えを述べました。特に、経営者の意識改革が必要だと強調し、フレキシブルな勤務体制や柔軟な働き方を導入することが、男性の家庭参加を増やすために重要だと語りました。
具体的には、経営陣自らが家事・育児に参画すること、経営者の意思決定一つで変えられる年間休日数の増加など当社の事例をもとにお伝えしました。また、男性が積極的に家庭に関わることで、女性が社会で活躍しやすくなる環境づくりが進むと話しました。
鍋屋バイテック株式会社の人事部門長である大野氏は、女性管理職としての経験をもとに、主に組織の人事について意見を述べました。特に、女性が管理職に進むことへの躊躇を乗り越えるためには、会社の支援と個人の心構えが重要だと強調しました。キャリアアップには職場環境のサポートや、上司や同僚との協力関係が大切であると述べ、また、産休や育休後にどのようにキャリアを再開したかについても実体験をシェアしました。
大野氏は、組織で活躍し、貢献を実感しながら適切に評価を受けることの重要性を語り、性別に関係なくその考えを自ら伝えたエピソードも紹介されました。歴史ある組織で、女性の活躍を促進するために勇気を持って訴えかけることは大きなエネルギーを要する行動ですが、大野氏のような芯のある女性リーダーが岐阜にいることはとても素晴らしいことだと感じました。
岐阜大学の麻生さんは、若者の声を聞こうという目的で招かれ、将来的には岐阜県で就職したいと考えている女子学生として、岐阜県の魅力について語りました。若者が岐阜県で働くためには、地域の特色や職場環境が重要な要素となると指摘し、地域と企業の積極的な連携が必要だと述べました。また、岐阜県を就職先や居住地として選ぶ意識を高めるためには、地域の活性化や教育機会の充実が不可欠だと考えています。
麻生さんが「転職活動前に県内で女性が活躍できる魅力的な企業の存在を知っていたら、岐阜県での就職を十分に考えた」という言葉には、会場内で驚きの声が上がりました。この言葉を聞いて、企業広報として地域の学生に対するアプローチを強化すべきだと改めて感じました。
この記事を書いた人

maki
広報PR担当/広報ブログや公式Xを更新しています/2023年入社、岐阜やお客さまを知るところから、楽しく奮闘中♪/PRの仕事のなかでもリリースを書くことが一番好きです!/ひとり広報