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2024.03.19 - Tue

たまちゃん

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製造業のホームページに不可欠な「7つコンテンツ」とは?集客・販促アイデアを解説!

製造業のホームページに不可欠な「7つコンテンツ」とは?集客・販促アイデアを解説!

こんにちは、デザイナーの間鍋です。
弊社では様々なサイトを製作していますが、お客様には様々な職種の方がいらっしゃいます。
僕自身が多いと見受けられるのが、企業に対して物を供給する、いわゆるBtoBの製造業の企業様です。
BtoBの業界では、「webからの問い合わせは重視していない」という考えから、ホームページを持っていなかったり、持っていても、10年以上前に作ったホームページのまま、というお客様がいらっしゃる場合もあります。

また「自分の製造・販売しているものはニッチなので、直接説明が必要だ。Webで勝負するのは間違っている」と考えている企業も少なくありません。しかし、競合が少ないニッチなジャンル・職種であるほど、全国に発信をしたほうが、新規顧客の獲得が見込めると考えられます。

そこで今回は、弊社や他社が製作した案件の中から、実際の事例を踏まえつつ、BtoB製造業でホームページを作るにあたって、押さえておくべきポイントを紹介します。

製造業にホームページを運営する目的

一般的に、ホームページを作る理由としては「知名度を上げたい」、「一般の顧客だけではなく仕入先や発注先を増やしたい」、「ECサイトでの対応を強化して売り上げに繋げたい」などが挙げられますが、今回お話する、企業を相手に商売をする製造業ではどうでしょうか?

企業の担当者の目に止まり、見積もり依頼を獲得することがホームページ設立の目的になります。
そのため、「この会社は自分が必要としている技術を持っている」ことが分かり、「この会社は信頼出来そう」と感じてもらえることが重要になります。

「わからない人」の目線に立ってみる

既存の顧客相手なら今まで通り、技術の説明から見積もりの依頼まで、ノンストップで進めても問題ないでしょう。
しかし、新規の顧客が相手ならどうでしょうか?「●●したいのだけれど、できますか?」「どういった技術なのかが理解できない」といった声も出てくると思います。その疑問をホームページに掲載しておくことが必要です。

「わからない人」の層も顧客になってもらうことが、新規開拓への一歩となります。

そこで、必要なコンテンツとしては

  • 会社の強み
  • 技術・特許等の情報
  • 製品事例・加工事例
  • 会社情報
  • お客様の声
  • お知らせ
  • よくある質問
  • お問い合わせ

のようなものになります。

製造業のホームページに不可欠な「7つのコンテンツ」とは?

①:会社の強み

技術を売りとするBtoBの製造業では、他社とどのような点で差別化できているかを訴求することが重要になってきます。

例えば、「高精度な製品が作れる」ということをアピールしたい場合、そのままでは他社との違いが分かりません。
同じ情報しか分からないようであれば、安いほうに発注すればいいか……ともなりかねません。

  • 日本に数台しかない最新機器があるから
  • 20年以上もの経験があるベテランが作業しているから
  • 検品のチェック項目が30以上あり、それらをクリアしなければ製品を出さないから など

なぜ、高精度な製品が作れるのか、根拠を提示することで説得力が高まります。

②:技術・特許等の情報

「独自の特許」「日本でも数少ない技術資格を持った部署」などは、必ず掲載しましょう。信頼感にも繋がります。
ホームページは専門用語を使わないことが一般的ですが、BtoBの場合、問い合わせをされる方のなかには、業界の知識がある方もいらっしゃいますので、専門用語や機械名を出すことが信頼されるポイントにもなります。

株式会社太田工業所様(制作:株式会社リーピー)では、設備スタッフの所有資格について紹介し、強みである加工技術わかりやすく紹介しています。

③:製品事例・加工事例

製造業と一口で言っても様々な会社があります。製品に使われる素材を製作する会社の場合、わずかな違いも見逃さないように何社かをピックアップし、徹底的に比較します。
また、ある製品に使用される素材がどんなものかを知りたい訪問者も少なからず存在します。実際の製品の用途、導入した企業や顧客の声があると、なお良いでしょう。

実際に、企業向けに複合機を販売している理想科学(https://www.riso.co.jp/)では、複合機を導入した団体、企業の声を別ページで作成し紹介しています。

技術や特許を持っていても、サイト訪問者にいきなりその情報を見せたところで、全てを理解してもらうのはかなり難しいです。
その技術がどのように利用されているのかどんな製品に使われているのかを明確にすることで、サイト訪問者の疑問を若干ではありますが払拭できるとともに、特定の技術で発注先を探している訪問者の目に止まるかもしれません。
会社の要とも言える箇所だからこそ、より詳細に、かつわかりやすい構成が求められます。
あるとよい項目としては、

  • クライアント名
  • 施工年月日
  • 施工した事例の名前(例:〇〇駅地下鉄の安全柵の設置、加工)
  • コメント(施工した際の状況、顧客からの要望等)

が挙げられます。

④:会社情報

ホームページのなかで、トップページ(アクセスして一番初めに表示される画面)の次によく見られるページは、会社概要といわれています。

インターネット上での情報を疑った経験のあるユーザーは、87%にもおよぶ※1という調査結果も出ています。

質問:「インターネットでの検索」を頻繁にすると答えた方の中で、インターネット上に書いてある内容に疑いを持ったことがありますか。

※1 インターネット情報における信頼性おいてのユーザー意識調査/株式会社サイバーエージェント調べ

顔が見えないからこそ、会社の情報をきちんと載せて、「どんな会社か」「安定しているのか」を伝えることで、安心感を与え、お問い合わせをしてもらいやすくなります。
特に、「設立年月日」「資本金」「社員数」「取引先数」などで、安定した会社というアピールをすることができます。

  • 会社名
  • 代表者名
  • 所在地
  • 電話番号
  • 事業内容
  • 設立年月日
  • 資本金、売上
  • 社員数
  • 取引先数
  • 企業理念(経営理念)
  • 会社の沿革
  • 会社までのアクセス、地図

⑤:お知らせ欄

リニューアル後、情報の更新がないままでは、信頼の低下を招いてしまうこともあります。
逆に定期的に記事を更新していれば、会社の様子が明確になり、訪問者に明るい印象を持ってもらうことが可能です。

しかし、最初のうちは何を載せれば良いか?という疑問が必ず出てくると思います。
株式会社杉山設計事務所様(制作:株式会社リーピー)では、新着情報で、担当した作業やCSR活動をお伝えされています。

更新例としては、

  • メディア掲載実績
  • 担当した工事、製作実績の更新情報
  • CSR活動報告
  • 社内ニュース
  • 営業日、休業日などの情報

などが上げられます。

⑥:よくある質問

見積もりから実際に発注する時のことを考えると、必ず疑問が浮かびます。疑問点をサイトを見ている段階である程度解決できると、お問い合わせへのハードルが下がり、当初定めていた目標に近づきやすくなります。形式としては、一問一答でわかりやすく回答することが重要です。

⑦:お問い合わせフォーム

電話番号やメールフォームなど、お問い合わせ先はある意味一番重要です。

サイトを製作する目的は「お問い合わせ・見積もり依頼の獲得」なので、お問い合わせ用のフォームがないと目的を達成できません。訪問者に一目でお問い合わせ先だと気づいてもらえるデザインであることが重要です。また、フォームの近くに電話番号を配置し、スマートフォンから見た場合は、そのまま電話がかけられるとなお良いでしょう。そうすることで成果達成、いわゆるコンバージョンの獲得に繋がるわけです。

ホームページのデザインはどうしたら良い?

ターゲットである企業担当者に合わせたデザインを作ることが重要ですが、その担当者は年齢層も様々で、趣味趣向等も必ず違ってきます。
そのため、どの年齢層でも受け入れられるデザインであること、会社としてのイメージを引き出しやすくするデザインだとなお良いでしょう。
製造業で弊社の制作したサイトの中だと、岐阜多田精機様(http://www.tada.co.jp/)、太田工業所様(http://oota-p.co.jp/)等が挙げられます。

また、必要な情報を、常に表示させるデザインも有効です。
メールではなくFAXで情報のやり取りを行う会社は少なくありません。
先ほど紹介した太田工業所様では、ヘッダー部分に常に電話番号を表示させるデザインにしています。これは、業種上どうしても電話でのやり取りが多くなるからという理由で設置しました。

また、ファーストビューに動画を使用することによって、普段の勤務の様子を知りたい求職者に対する訴求効果や、一枚画像だけでは伝えられない自社の強みなども合わせて伝えることができます。

弊社を含めた、他社の製造業のサイトデザインについてはこちらの記事で紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

成果を出せる、集客・販促のアイデア

コンテンツの充実だけではなく、集客や販促のアイディアを盛り込むことで、よりアクセス数や、お問い合わせの数を増加させることができる場合があります。そこで他社サイトやリーピーの過去の事例から、集客、販促のためのアイディアを6つご紹介いたします!

カタログの無料プレゼント

ホームページを見て取引を検討している企業の担当者によっては、カタログなどの紙媒体で、会社情報がほしい場合があります。
デジタル化が進んできている昨今ですが、やはり手元に残る紙データの存在は強く、重宝されます。

CSR活動報告

大企業のホームページを見てみると、目立つ箇所にCSR(社会的貢献等)に関するコンテンツが配置されている場合が多いです。採用の際や、取引の
こうすることで「この会社は社会的な活動に関しても徹底している」といった良い印象を訪問者に与えることができます。

Googleマイビジネスへの登録

これは検索結果画面に出てくる会社の概要が表示される箇所です。ここの情報を充実させることによって、検索結果で上位に出てきやすくなります。
ウェブサイトへのリンクも掲載可能なので、サイトへの導線強化にも繋がります。

SNSとの連携

SNSで施工実績や普段の業務の様子を発信すると、会社の普段の業務の様子を知ることができるので、信頼感の向上につながります。
SEO的な効果は薄いですが、流入経路が増えることと、情報発信の面で効果大です。

設備等の診断サービス

製品の発注を迷っている担当者にとっては、診断コンテンツを設置することにより、検討をしてもらいやすくなります。また、希望のあった企業に対して現状の施設等の診断サービスなどを行う例もあります。

工場内の展示会・セミナー

設備を製造している工場の見学や、社内の展示会を行うことで、より、事業内容を知ってもらうことができます。自分が発注しようとしているものが、どんな環境で作られているのか興味があるクライアントは少なからず存在します。顔が見えない不安を払拭することで、会社のイメージの向上にも繋がります。

いかがでしたでしょうか?

「コンテンツをどう見せれば良いのかわからない!」や「どう競合他社と差をつけるか?」といった疑問や、どんなデザインが最適なのか?といった疑問等、BtoBの製造業のホームページ制作なら、経験豊富なリーピーにお任せください。

この記事を書いた人
たまちゃん
たまちゃん

マーケティングデザイン部 マネージャー/Webマーケター 大学在学中に、複数Webメディアを立ち上げ、アフィリエイターとして法人化。設立から2年後、社会貢献などの「働きがい」を求め、リーピーにジョイン。 現在は、現場で培ったWebサイトの運用経験を元に、お客様サイトの運用代行や自社コーポレートサイトの運用など、幅広いマーケティング領域を担当。


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