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当社が内製でのWebサイト制作にこだわる理由

今年も残すところ、わずかになりました。当社は【12/28(水)~1/4(水)】を冬季休業とさせて頂きます。お取引先の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。緊急の際には各担当者までお電話もしくはメールにてご連絡くださいませ。

当社のWebサイト制作ですが、現在、大変多くのご依頼を頂いており、2017年3月まで全デザイナーの予定がほぼ埋まっております。(予定が埋まっているとはいえ、突発的な事態に備え、全デザイナーの週に1日はバッファを設けておりますので、急ぎの対応は出来る体制を敷いておりますので、何かありましたら、ご相談くださいませ。)

現状埋まっているとはいえ、当社の場合、戦略を組んだり、設計を行うフェーズ、いわゆる上流工程に時間をかけるため、デザイン工程は難しいですが、上流工程は進められる状況ですので、直近でご依頼を頂いた場合でも通常の制作期間(3~4ヵ月という)での納品は可能な状況です。こういった時によく、「外注しないのですか?」と聞かれるのですが、当社がWebデザインにおいて、内製(社内のメンバーだけで制作すること)にこだわっている理由を今回はお話いたします。

1.社内に作り手がいないと、最新の技術を理解できない。

これが一番大きな理由です。Webの世界は驚くほど、早いスピードで移り変わります。昨今のキュレ―ションメディア問題も昨年まではみんながこぞって、キュレ―ションメディアを開始するほど、人気のあるものでした。しかし、あっという間に閉鎖する大手キュレ―ションメディアが出始めるなど、移り変わりが早いです。そういった媒体の状況変化もさることながら、そもそも、技術面で大きく変化が起きます。最近でいうと、AIなど。細かく見ると、HTMLやCSSも日々進化しており、去年まで良しとされていた書き方が今年はもう違う、ということは頻繁に生じます。こういった際に、当社は“Webで地方をおもしろくする”という合言葉を掲げておりますので、出来るだけ最新のやり方でWebサイトを構築しようと考えています。そういった際に、実際に社内で制作をするメンバーがいないと、最新のWeb技術を理解できるわけがない、と考えています。ここで、外注をして、Webサイトを制作すると、社内に最新の知識が溜まりません。著書『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』の早稲田大学ビジネススクール・入山 章栄 准教授も、「知の深化」と「知の探索」の両方が必要だと説かれています。著書では経営の中で、「知の深化」だけではダメで両利きの経営が必要だと書かれていますが、その「知の深化」ということは、Web業界でいうと、最新のWebの技術やマーケティング手法も含まれると考えています。その「知の深化」があってこその「知の探究」が必要で、Web業界から離れた業界の知見を得ることで、「知の探究」ができ、それが「イノベーション」を起こすとのことです。やはり、私どももこれから新たなサービスを立ち上げる中で、必ず、最新のWeb技術やマーケティング手法を理解しておく必要があり、そのためにも目先の売上高にとらわれず、社内にノウハウを溜めるためにも、内製での制作にこだわっています。

2.全てのお客様に一定以上のクオリティを。

当社の制作実績として出す以上、そのクオリティを手に入れることができる、とお客様は捉えて当然だと考えます。むしろ、社内に1名だけ長けたデザイナーがいて、その人が作らないと良いクオリティの制作物を納品できない、ということは企業として、大変問題だと考えます。そのため、1つのプロジェクトに複数名が携わる当社の進め方は、全メンバーがある一定以上のクオリティを出さなければ、大変恥ずかしいことだという認識を持つことが当たり前になっています。創業の頃から、目先の案件を効率化して早い納品をすること(Web制作会社では最も利益が出る方法)ではなく、時間をかけても良いので、その時々に出せる最高のクオリティであり、最新の技術を出来るだけ使いなさい、ということで、これまでやってきました。Webサイト制作事業を開始して3年以上経ち、今では制作部のメンバーにはこの意識が浸透したのではないかと思います。
これが外注をしていては、このカルチャーを理解しないまま、制作を進めることになり、窓口となっているディレクターもWebの知識が乏しい中で、出来を判断することになることから、お客様ごとでクオリティがまばらになる可能性は非常に高いと考えています。

3.納品後の改修要望、不具合への対応をスピーディーに。

当社は案件の99%がエンドユーザー様との直接案件です。そのため、何か問題があったり、改修要望があると、当社に連絡が入ります。その際に、仮に不具合が生じていたのであれば、すぐに問題を解決しなければいけません。そのため、そのスピードを出来るだけ早めるためにも内製にこだわる必要があると考えています。

4.自分達の手で作らないと、自分達も愛着が湧かない。

この要素も大きいです。過去に外注の方にお願いして、Webサイトを制作したこともありますが、やはりどこか愛着という面では薄れてしまいます。こういったことを言うと、そのお客様には大変失礼なのですが、このような経験から内製にこだわるようにしてきた、という経緯もあります。やはり、私たちは“職人”的な気質も必要で、自分達の手で良いものを創る、ということに真に一生懸命になる集団でありたい、と考えています。


以上のことから、当社は外注をしない、という方針を貫いています。ただ、これは全ての業界にあてはまるものではないと思っています。どちらかというと、「技術のレベル」という表現が経験に加え、「最新技術のキャッチアップ能力」が求められる業界においての話です。例えば、建築や紙デザイン、その他製造業などは、最新の技術のスピードがWeb業界ほど早くはないため、「経験値」の方がクオリティに反映されると考えます。Webデザインの場合は経験値だけでは不十分で、新しい要素を採り入れていかなければ、置いていかれる業界です。そのため、外注を一概に否定しているわけではなく、業界による違いを理解して、それを自社の企業力として蓄え、展開することが、私たちのようなWeb会社には必要なことだと考えている次第です。

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