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新卒採用にこだわる5つの理由

新卒採用写真

先日、岐阜の某NPO法人の代表の方と食事をしていて、新卒採用に関しての話になりました。そのNPOの方々も多くの学生と接点を持っていて、ともに新卒採用の重要性を感じていたので、ここで改めて当社が新卒採用を重要視する理由をまとめておきます。


1.会社にとって優秀な社員を採用するには新卒のタイミングが有効

例えば、中部地方でいうと優秀な社員が多いトヨタから中途採用で当社が採用できる可能性は極めて低いと思います。ただ、可能性レベルの話ではありますが、トヨタと当社の内定を持っている学生がいた場合、口説き次第では新卒で入社をしてくれるかもしれません。(今の当社では全くありえないことだと思いますが、あくまで可能性レベルの話であれば、中途採用と比べると高いという意味です。)

人は成長していくものですが、すでに持っているポテンシャルは社会人になる前の段階で存在すると考えます。そのため、新卒採用は飛躍的に成長するかもしれないポテンシャルを持っている人材を仲間にするチャンスですので、力を入れて当然だと考えています。

実際、15卒の当社の新卒2名は入社1年も経たない内に十分に活躍しています。売上貢献もしてくれていますので、その内1名は新卒入社9ヶ月で初めての昇給をしました。(当社は月額給与だけで賞与が無い年俸制で3ヶ月毎の査定です。この給与設計にしている理由は後日お話します。)


2.地方企業の採用においては中途採用だけでは拡大を図れない

これは業界による違いもあると思いますが、地元のWeb業界の同業他社を見ますと、10名以内の少人数の企業ばかりです。その場合、経営者との距離も近いために、今の会社から転職をしようと考えること自体がよっぽどの理由があってのことだと思います。
言ってしまえば、10名以内の会社というのは全員が創業メンバーと言えるので、同業に転職しようと考える時点で、経営者との相性が合わないぐらいしか理由が無いかと思います。給与という理由での転職は地元のエリアの年代別で見ると前後20%くらい給与の差が無いと思いますので、その程度の収入差で同じエリアの同業他社に転職するかというと、すぐに転職先の情報が回るのを本人が嫌がると思うため、可能性は低いと思われます。


3.地方で働く人は“土地”への優先度が高い

人は会社選びの際に、企業自体、経営者、スキルアップ環境、キャリアの可能性、収入、労働環境などの面から判断します。その際、岐阜などの地方で働く人は、特に“土地=岐阜で働きたい”ということへの重要度が高いです。今住んでいる場所から通勤できる範囲で会社を探すことが前提となります。
それでは、最近話題のUターン採用はどうかというと、中途での転職は今住んでいる場所の良さ、年収、家族構成(恋人含む)など検討項目が多くなり過ぎる上に、総合点で満たされなければ、転職が成立しません。Uターンの場合も、土地への重要度(=絶対に岐阜に行かなければいけない何かしらの理由)が無いと、総合点で満たされることはなかなか難しいのです。だからこそ、東京などに住む人のUターン採用は簡単ではないと考えています。(Uターン採用は簡単ではないと承知の上で、絶対に続けなければいけないものだとも考えていますが。)

マイナビが出しているデータでは、新卒での就職時に出身地を離れて就職する人の割合は約44%いるそうです。日本の住居移動率は総務省のデータでは15歳以上の日本人全体では平均約8%ですので、それよりも新卒での転居の方がはるかに可能性が高いということが見て取れます。つまり、土地の移動への抵抗感が中途より少ない新卒を採用する方がUターン採用も積極的に考える地方企業の採用には合っていると考えています。


4.結果的に会社の戦力となるのが早い

当社の新卒の場合、内定後から入社までに内定者アルバイトを経験します。16卒の今年の新卒メンバーに至っては、2015年6月から2016年3月まで計10ヶ月間、Webデザイナーとしてのアルバイト経験を積みます。アルバイトとはいえ、学校が休みの間は1日8時間、週に3~4日間出勤していますので、経験する仕事の中身も正社員と全く同じことをやります。その結果、正社員として入社する時点では会社のことも十分理解していて、初日から通常勤務が出来る状態です。そのため、新卒入社1年目だとしても、1年目から活躍し、本人にとっても会社にとっても望ましい状態が生まれます。

それに新卒入社の子は若いということが最大の武器です。3年経験しても、まだ25歳。
その個人の成長曲線が会社の成長にもレバレッジを効かせるほどの効果があると考えており、それが当社の地力を創り出す源泉になっていることは1年前、2年前に採用したメンバーが今の当社の中心メンバーになっていることから見ても間違いないものだと考えています。


5.企業の文化を守るためには他社を知らない新卒が活躍する

ベンチャーのフェーズで考えると、文化も走りながら創っている日々ですが、会社のビジョンや仕事への取り組み方、労働環境など、今の時点なりのリーピー文化は出来上がっています。この文化は良い方向に常に研ぎ澄ませていかなければいけないと考えていますが、そのために必要となってくるのが新卒で入ったメンバーだと考えています。
会社の文化を維持し、さらに作り上げるには、新しく入ったメンバー(特に中途の方)にも今の文化に共感してもらう必要があります。特に当社のような10名規模の会社だと、1人の影響度合いが大きいです。もちろん、採用時点でその見極めはしますが、入社後に違和感を感じてしまうメンバーが出る可能性はあります。
その中で、新卒のメンバーは当社しか経験していない分、リーピーの社員はこういう形であるべきだろうと、自然に捉え、日々の業務に取り組んでいます。その自然さが重要だと考えています。文化といえど、結局は人の集合体であるので、どういう社員が多いかと経営者がどういう会社を創りたいと考えているかが会社の文化を形作ると考えています。


僕自身が新卒で入った会社が人材系の会社であり、特に新卒採用に力を入れていた会社だったので、その影響を受けています。それもあって、元々新卒採用メインで採用活動を始めていましたが、そこに対し、さらに地方であることを踏まえると、なおさら新卒採用が重要だと考えるようになりました。採用は自社の取り巻く環境から総合的に判断して、どういった採用を行っていくかを考えなければいけないと思いますので、全ての企業にこの考えが当てはまるとも思っていませんが、当社はこの方向性で考えています。

というわけで、もちろん17卒の新卒採用も行いますので、もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、いつでもエントリーをしてきてください。会社見学の案内も採用説明会も面接も全て僕が行っています。それくらい、採用は大事で、社員は大事です。

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