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採用活動を常に行う理由

当社は創業以来、新卒採用に力を入れています。新卒採用を開始したのは創業5ヶ月目の2014年2月からです。その結果、15卒で2名、16卒で1名の新卒社員を迎え入れることができました。あの時に新卒採用を始めていなかったら、と思うと、今のペースでの拡大は出来なかったと思います。(今のペースでも全く満足はしていませんが)

以前にもブログで、「新卒採用にこだわる5つの理由」というタイトルで書きましたが、新卒採用は毎年継続していきますが、同時に中途採用、パート・アルバイト採用も積極的に行っています。特に僕らの場合はWebサイト制作を外注することが全体の3%も無い内製にこだわっている会社なので、採用活動は社長業における大きなウェイトを占めています。

東京で会社員の頃は、採用にかなり力を入れている会社にいたので、採用の重要性を当時から感じていました。岐阜に移り住み、会社を始めてからというもの、知名度も無ければ、そもそも岐阜にWeb関係の人材が少ないことを実感していましたので、会社がどんな状況であれ、採用活動を止めることの方が経営上のリスクが大きいと思い、今でも採用活動を続けています。

現在は中途採用で9つの求人媒体、新卒で5つの媒体・学校への求人票配布システム(UniCareerやibac)、アルバイトで5つの媒体を利用しています。この他に新卒採用は全国に約200校ある芸大・デザイン系専門学校に新卒の求人票、アルバイトの求人票を直接送っています。岐阜にしかない会社ですが、北海道から九州まで求人票を送ります。可能性が0.1%でもあるのであれば、その可能性に賭けないと、今後の会社発展のために必要なメンバーは集められないと思っています。

掲載するだけで課金される広告型の求人媒体は使用していませんが、こんな当社でも年間100名ほどのエントリーがあります。広告型にも出稿すれば、この人数は多少は増えるのかもしれませんが、採用費にそこまでかけられない現実もあるので、採用を強化しているとは言え、お恥ずかしながら、出来る範囲で可能性がある手法を出来るだけ多く試すという採用活動です。

実際にこのような採用活動をしていて感じるのは業種柄、デザイナーをメインで採用しようとしているからというのもありますが、岐阜という地方都市で採用しようとする場合、常に採用に力を入れておいてもペースとしては全く早すぎるということは無いということです。むしろ、これでも全然間に合ってないです。

自社にとっての良い人に出会える可能性はとてもとても小さくて、2015年12月の有効求人倍率で見ても、岐阜市は1.87という数値も出ていて、益々厳しさは増すなと感じています。Webサイトを制作していて、たまに“求人は今はやっていないので、サイトに「今は募集していません。」と掲載してください”、と言われることもありますが、この時には必ず僕の考えをお伝えするようにしています。

確かに経営上、“採用するタイミング”というものはあると思います。しかし、僕の考えとしては「採用活動は常にやっておく」という姿勢じゃないと、採用したいと思った時に全然採用できない、という時代に、とっくになっているのではないか、ということです。

Googleの採用における9つの掟の中にも「最高の候補者を見つけた場合のみ採用せよ。一切の妥協は許されない。」という一文があります。(参考:How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント

採用活動に適したタイミングというものはなく、適した人物と出会えた時が適した時期、だということです。

組織を先に描いて、そこに必要な人材を集めていく、という方法もあるかと思いますが、人のポテンシャルは様々なので、人から組織を描くことの方が採用難の今の時代においては合っていると思います。(もちろん、事業戦略上、必要な人材を探すことは当然のこととして、組織作りに必要な人材だけに拘る採用活動はしない、という意味です。)

もちろん、この時に採用基準として絶対に忘れてはいけないことが、ビジョンとカルチャーへの共感です。ここを外さなければ、あとは、思いきり活躍できる環境をどう用意できるか、にかかっていると思っています。

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